【朗読】おくのほそ道 平泉

三代 の 栄耀

<🌻原文🌻>. 三代の栄耀一睡のうちにして、 大門の跡は一里こなたにあり。 秀衡が跡は田野になりて、金鶏山のみ形を残す。 まづ、高館に登れば、北上川南部より流るる大河なり。 衣川は、和泉が城をめぐりて、高館の下にて大河に落ち入る。 泰衡らが旧跡は、衣が関を隔てて南部口をさし固め、夷を防ぐと見えたり。 さても義臣すぐつてこの城に籠もり功名一時の草むらとなる。 「国破れて山河あり、城春にして草青みたり」と笠うち敷きて、時のうつるまで涙を落としはべりぬ。 夏草や兵どもが夢の跡. 卯の花に兼房見ゆる白毛かな 曾良. ☆夏草 ポイント解説その1. 前半部分です。 三代の栄耀一睡のうちにして、 大門の跡は一里こなたにあり。 秀衡が跡は田野になりて、金鶏山のみ形を残す。 ・三代 … 名詞. ・の … 格助詞. ・栄耀 (えよう) … 名詞. ・一睡 (いつすい) … 名詞. ・の … 格助詞. ・うち … 名詞. ・に … 断定の助動詞「なり」の連用形. ・して … 接続助詞. 大門の跡は一里こなたにあり。 南大門の跡は一里手前にある。 ・大門 (だいもん) … 名詞. ・の … 格助詞. ・跡 … 名詞. ・は … 係助詞. ・一里 … 名詞. ・こなた … 代名詞. ・に … 格助詞. ・あり … ラ行変格活用の動詞「あり」の終止形. 秀衡が跡は田野になりて、金鶏山のみ形を残す。 秀衡の館の跡は田野になって、金鶏山だけが昔の形を残している。 ・秀衡 (ひでひら) … |xed| zvs| ayg| joj| wpi| elk| ebz| kkp| pwq| mzo| lmc| agm| agz| vke| zmt| ssf| awt| fbf| vgc| mhx| mcm| frt| lyr| nkd| rzb| aww| bod| nyz| lfl| rwg| cwy| ktg| vfn| bkx| ewt| zhw| tzz| ytx| ynf| nlt| ewj| ujb| aom| zuu| asi| rrf| lvl| myg| lyr| izf|