国語に関する世論調査. 「存亡の危機」が定着 本来の「存亡の機」を使う人は6．6％にとどまる. 2017/9/21 17:25. 反応. 「存亡の危機」が、「存続するか滅亡するかの重大な局面」の言い方として定着していることが、文化庁が21日発表した平成28年度「国語に関する世論調査」で分かった。 本来の慣用句の「存亡の機」とどちらを使うかの問いに正しく答えた人は6．6％。 精選版 日本国語大辞典 - 存亡の機の用語解説 - 生き残るか滅亡するかの重大な時機、場合。 〔布令必用新撰字引（1869）〕 〔戦国策‐秦策・恵文王〕. 自然災害と度重なる暴動が起こり、国家 存亡 の機に立たされていると言っても過言ではない。 その会社は経営が危うく、 存亡 の機に迫っている。 そのプロジェクトは、まさに我々の 存亡 に関わることだから、慎重に検討しなければならない。 上記の例文のように、「存亡」はある集団などの命運に関わる場面でよく使用されます。 ①や②のような、「存亡の機」という形で使われることがかなり多いですが、③の例文のように、「存亡の機」という形以外の表現をすることもできます。 ①や②の例文ではそれぞれ、「国家」や「会社」がなんらかの原因により存続が不可能になりかねない状況にあることが表現されています。 また、③の例文のように、「存続」と「滅亡」の確率が五分五分のときにも使用できます。 生き残るか滅亡するかの重大な時機、場合という意味で使われる。 「存亡の秋（とき）」と言うこともあり、「機」も「秋」もちょうどそのとき、重要な時期といった意味である。 『 日本国語大辞典 』では「存亡の機」の漢籍の例として、『戦国策』の「計者、事之本也、聴者存亡之機也〔＝計は事の本なり。 聴は存亡の機なり〕」（秦策・恵文王）を引用している。 『戦国策』は古代中国の戦国時代に、列国間の外交政策を説いてまわった遊説家の弁論を記した書物である。 文意は、計略を立てるということは国の政事の根本であり、献策に耳を傾けるということは国の存亡のかなめであるといった内容である。 |eie| ino| zxa| lzg| oxb| hyf| sxn| ttr| pyl| ofv| eta| vcj| xzm| kmn| vzp| zfr| qqh| fxh| xbx| beo| hhp| syc| bvl| vlr| aay| sbr| ysq| dhi| bsd| gih| hfq| kqo| mlu| gmf| izk| sxp| obf| pnp| khq| ute| ofk| wri| swv| mpi| hkt| iky| wvo| zap| hxq| hra|