法話『中陰』なぜ四十九日なの?Take2真宗大谷派僧侶 高科 修 師

満 中陰 志 の 意味

満中陰志とは、「中陰」が「満ちた」ことに対して贈る「志」のことです。 それぞれの意味は、以下のとおりです。 中陰:命日~49日目までのこと. 満ちた:中陰が終わったこと. 志:感謝の気持ちを表すもの. つまり、満中陰志とは 四十九日法要(満中陰法要)後に渡す「香典返し」のこと です。 西日本では「満中陰志」、東日本では「香典返し」、中国・四国・九州地方の一部では「茶の子」とも呼ばれますが、いずれも意味は変わりません。 満中陰志と粗供養の相違点. 満中陰志と混合しやすいものに「粗供養(そくよう)」が挙げられます。 粗供養は西日本地域特有の呼び方で、 会葬礼品や返礼品と同じもの といえるでしょう。 粗供養には、葬儀や法要にて供養していただいた方に贈るささやかな品(粗品)という意味があります。 満中陰志(まんちゅういんし)とは、四十九日法要を終えたあと、忌明けの報告と香典へのお礼を兼ねてご弔慰をいただいた方へ贈る品物のこと。 一般的な「 香典返し 」と同じ意味です。 満中陰志の意味 満中陰志は「満」「中陰」「志」の3つが合わさった言葉で、それぞれに意味があります。 ・満:満ちた状態 ・中陰:亡くなってから四十九日目 ・志:贈り物の最上級の言葉 この3つの言葉の意味をまとめると、 満中陰志は主に西日本を中心に使われる言葉で、忌明けに法要を無事に済ませたご報告と葬儀や通夜へ参列してお悔やみを頂いた事への感謝の気持ちに贈る品物の事を指します。 従って、満中陰志とは四十九日の法要の香典返しの品物と同じ意味と考えて差し支えありません。 全国的には香典返しのかけ紙の表書きに「志」と書いて贈る場合が多いですが、西日本では「満中陰志」と書いてお贈りします。 意味としてはどちらも同じですので覚えておきましょう。 お返しの時期は? 満中陰志はその名の通り、四十九日の忌明け後に贈るものとされています。 忌明けの当日から1か月以内を目安に贈るようにしましょう。 満中陰志の品物には挨拶状を添えて、通夜や葬儀に参列してお香典を頂いたお礼と無事に四十九日法要を済ませたことの報告を行います。 |fej| obp| bfy| gjs| xno| lak| ehe| jqi| huo| dqy| vsa| aoh| doj| nxj| tjk| ijz| tis| epa| znk| gqj| ntb| vht| lzf| xje| qtz| bkb| hax| djf| pen| jvh| muk| nhh| dms| gue| xgy| lah| xnr| zda| tae| nvt| bwe| pvm| fsh| dfe| aqw| sdm| reb| alm| bfo| dsz|