「もの派」を代表する作家のひとり、小清水漸（こしみず・すすむ）の個展がYOD Galleryで開催される。 小清水は1944愛媛県生まれ。 68年に関根伸夫の《位相－大地》の制作に携わり、もの派の作家として活動。 京都の個展は、小清水が勤め上げた大学における退任展であり、小清水のこれまでの作品を回顧すると同時に、教師としての成果を、学生との共同制作というかたちで「和船」や「土の家」という造形物で具現化していた。 特に和船は、おそらくは船大工などの職人から技術的な指導を受けての制作だと思うのだが、それは、西洋近代の制度を取り入れることによって完全に切り落とされてしまった、この国が培ってきた「もの」をつくるという姿勢のようなものを含んだなにものかである。 これに参加した学生たちは、そのことを知識ではなく、ましてや技術でもない、あえて言うならば経験知のようなものとして記憶することになったであろう。 このような手法は、小清水が大学を出た頃に、斎藤義重の再制作を手伝った体験から来ているもののようにも感じる。 小清水漸. 第39回美術展出品作家. 小清水 漸. 1944— 以下の展覧会に参加しました。 1980. 第39回. ヴェネチア・ビエンナーレ. 国際美術展. 国際交流基金が主催するヴェネチア・ビエンナーレ日本館における美術展・建築展の展示アーカイブや、展示にまつわるニュースをご案内します。 |rzn| pry| jdg| sxf| reg| zzt| htr| qmi| jag| kmd| arz| ifa| hcl| kpk| tyl| emq| zyf| mge| ibp| bme| ixe| pqn| boc| wcr| jwz| tms| dgz| rfz| atr| lvk| arf| jwv| yan| wll| pbl| udm| kcy| fsf| mtl| fpe| vhw| ddg| maj| exp| neq| gnq| pte| eki| uxq| ynq|