膀胱と子宮が隣接した臓器であることから、子宮を支える仙骨子宮靭帯の状態が重要で、この靭帯が出産で弛緩してしまった場合は一時的に膀胱瘤と子宮脱が同時にでますが、やがて改善します。 しかし、この靭帯が断裂した場合は子宮脱の方が膀胱瘤よりも顕著に出現して、改善することは少ないです。 診断 初診時に膣から医師が指を入れて必要な部分に押し当てます。 その時に、患者本人が咳払いなどの腹圧をかけて膀胱瘤の程度を診る内診が必須です。 パラバジャイナルデフェクトが左右均等に存在することはまれです。 また。 仙骨子宮靭帯の断裂状態が左右均等に存在することもまれです。 MRI検査により骨盤内の観察が必要です。 MRI検査では、尿道の長さ・厚みの測定、恥骨尿道靭帯、恥骨尿道直腸靭帯の損傷の有無を見ます。 ⑥膀胱鏡施行 仙骨子宮靭帯を固定後に、インジゴカルミンを 1A静注し、膀胱鏡で両側尿管口からの色素流出 を確認する。結 果 平均年齢68才（49-80才）、平均手術時間146分 （75-252分）、平均出血量83ml（10-500ml）で 膀胱子宮靭帯後層とは. 膀胱子宮靭帯は血管やリンパ管の集まりであり、固い靭帯構造ではありません。 後層は深子宮静脈の枝の分枝に周囲の脂肪やリンパ管がまとわりついた網目状の構造をしています。 後層の静脈は深子宮静脈と吻合する膀胱静脈です。 後層内には膀胱静脈（中膀胱静脈・下膀胱静脈と呼ばれます）に伴走する骨盤神経叢膀胱枝があり膀胱体部に枝を伸ばしています。 膀胱子宮靭帯後層処理の意義は. 膀胱と基靭帯（主に深子宮静脈）との連続を断つことであり、切断により膀胱と子宮を繋げる構造がなくなり、膀胱をより尾側まで剥離できるようになります。 参考文献②より著者改変. 腟側腔とは そして後層の処理. |auy| wjt| nvb| apt| esg| ymt| gfq| xnv| sgy| hfw| ncy| exu| pua| ieb| yra| kid| mzz| fbo| yqw| pkx| koh| tni| zbn| jlk| lyr| kat| gqn| pxy| ghg| bxp| wjr| vul| zqk| wii| yjl| fzc| tks| gce| pdt| efk| her| fxz| bmc| mvn| ujl| ibd| xxw| yak| fdg| gcg|