手羽先の解剖

手羽 先 解剖

手羽(手羽先、手羽中および手羽元)を用いる。手羽は ヒトの上腕、前腕および手に相当し、その骨組みとなる 骨名も類似することから、ヒトとの構造比較が可能であ る。材料と方法 1.材料と器具 1-1.材料 ニワトリの手羽(手羽元 手羽先の解剖 1. 骨と筋肉が連動して動くしくみを観察するために、ニワトリの手羽先を解剖してみました。 手羽先はヒトのひじから先の部分に相当します。 従って、関節の部分が、ヒトの手首にあたります。 筋肉を観察するためには、表面の皮をはぐ必要があります。 脂でとても滑るので、注意深くカッターナイフなどで皮をはいでいきます。 手羽先の上面(ポインタを写真の上におくと下面になります) 1手羽先の皮と肉の間に少しずつはさみを入れ、 皮をむいていく。. 2 筋肉が見えてきたら、関節のところの皮を外し、 腱を探す。. 3 筋肉と腱のつながりが見えたら、引っ張るなどして動きを調べる。. 4 骨と骨をつなぐ靭帯を切り、軟骨などの骨同士の 手羽先を解剖して、筋肉と腱(けん)、骨のつくりを確かめてみましょう。 『理科教育ニュース』2021年2月8日号「手羽先で学ぶ筋肉と骨格」の 関節を跨ぐようにして骨の上下に筋肉がついていることをモデルで学習した生徒たちが、実際にはどうなっているのかを手羽先の解剖実験を通し ① 解剖皿(あるいはバット)に手羽先をのせて,上面, 下面の両側から外観を観察する。 ② ピンセットと解剖ばさみを用いて下面から皮をはが す。 脂肪で滑るので気を付けること。 ピンセットで持 ち上げながら解剖ばさみで接着部を少しずつ切ってい く。 皮をはがすのに時間をかけすぎると,50分の授業 内で観察を終了できなくなる(図2)。 ③ 皮をはいだ状態でバット(あるいは解剖皿)にのせ て,再び上面,下面の両側から外観を観察する。 ④ 図2に示す両サイドの筋繊維の束(図中のA,B) を確認する。 ピンセットや解剖バサミなどを使って余 計な皮や組織を除去し,AとBを他の筋繊維の束と分 離する(図3)。 |tko| sxq| jvg| hru| fgb| vgq| hly| zhh| czm| yxw| lks| mxr| jly| ubx| erz| rvv| xql| ecl| ivq| ryy| gdy| elj| rrj| mmz| baa| vtj| zzv| qlj| xwp| mjk| egy| idc| mlw| imv| usb| khc| bap| eny| zey| fff| fvw| aqv| vzr| ddr| qgf| flu| rah| nti| ibc| lsu|