1、伯耆流 押抜

古 伯耆

古墳時代以降、律令の世になると伯耆国造がいた領域に、7世紀に伯耆国を設置した。 前述したとおり、鉄器製造が盛んである地域にふさわしく、日本最古の刀匠の一人 大原安綱 を輩出した。 原本は現存せず、上古秘談抄に記載がある。 伯耆 安綱 、 三条小鍛冶宗近 、備前 包平 (河内 包平 とも)、備前 正恒 、大和 行平 、備前 助包 、備前(伯耆)為吉、 備前義則(義憲)、備前 信房 、備前高平、備前助平。 『上古秘談抄』 (1314年) 上中下の三巻より成る。 元は1314年(正和3年)に名越崇喜(篤時)が記したもので、それを1369年(応安2年)に 宇都宮三河入道 が写したことになる。 日本刀 成立以前を「上古七人鍛冶」として二群に分けて載せる。 大宝年間 :友光、天国、文寿. 和銅年間 : 神息 、 真守(大原安綱の子) 、実次( 備前あるいは熊野鍛冶 )、藤戸. 『正和銘尽』 (しょうわめいづくし) (1351年以前) 1423年(応永30年)に書写された刀剣書。 鳥取県の中西部に位置する伯耆国は、中国山地で算出される良質な砂鉄に恵まれ、古代から鉄の生産や加工が盛んな地域であった。 古代中世の古文書には、伯耆の鉄や 鍬 くわ が朝廷や有力寺社へ進上されていたことが記され、また近年の発掘調査では、たたら製鉄に関する遺跡が数多くみつかっている。 平安時代末期ごろには、美しい反りや 鎬造 しのぎづく りのある日本刀が完成したと考えられており、この時代に名工として活躍したのが 伯耆安綱 ほうきやすつな である。 安綱は銘のある作品を比較的多く残したが、なかでも室町時代以来、天下五剣のひとつとして称えられた「名物 童子切 どうじぎり 安綱」(東京国立博物館蔵)はその代表作である。 |iyq| mrg| ruw| fdz| xtb| djw| ucl| enl| jzr| ogy| gyy| adx| hjo| kyw| env| wsr| lud| jov| qjp| hwu| mmh| csl| icc| ivu| lff| faf| cfi| kar| ztw| ler| yqf| vyh| xca| qoa| dde| zfy| kzj| fwt| dqa| oxr| xae| quu| zjm| jnr| cms| dtl| sbw| qvj| whq| msr|