生理学 神経ゾーン⑧ 「大脳基底核」「大脳辺縁系」

辺 縁 系 脳炎

要旨:非傍腫瘍性非ヘルペス性急性辺縁系脳炎・脳症(NPNHALE)(成人69例+小児26例)と,卵巣奇形腫を合併する脳炎・脳症症例(NHAE-OT)(19例)を比較検討した.NHAE-OTの臨床特徴は,発病年齢,先行因子から脳炎発病までの日数,初発神経症状,急性期神経症状,髄液所見などの点で,成人のNPNHALEときわめてよく似ていることがわかり,卵巣奇形腫に合併する脳炎・脳症は,急性辺縁系脳炎の特徴を示すことがわかった.抗GluRε 2抗体についても,共通性がみられ,両群とも高率に,NMDA型GluRのうちのGluR ε2(NR2B)の細胞外ドメイン(N末)をエピトープとする自己抗体を有していた. (臨床神経,48:926―929,2008) 難治頻回部分発作重積型急性脳炎(acute encephalitis with refractory, repetitive partial seizures :AERRPS)は、極めて難治かつ頻回の焦点発作を特徴とする原因不明の疾患である。 我が国で最初に確立された疾患概念であり、従来は「特異な脳炎・脳症後てんかんの一群(粟屋、福山型)」の名称が用いられてきた。 Febrile infection related epilepsy syndrome (FIRES)、New onset refractory status epilepticus(NORSE)症候群とほぼ同義である。 SC2VIEの亜型には、辺縁系脳炎、菱脳炎、脳幹脳炎などがある。 論文では18の症例報告などから症状やワクチン種との関連をまとめて紹介している。 過去の報告からも分かっていた様に、最も神経系疾患の報告が多いのはアストラゼネカのベクターワクチンであった。 辺縁系脳炎. 内科学 第10版 「辺縁系脳炎」の解説. 辺縁系脳炎 (悪性腫瘍に伴う神経系障害) (1)辺縁系脳炎(limbic encephalitis) 急性・亜急性に進行する記銘力・認知機能障害,精神症状,痙攣,意識障害などを呈する.肺癌,睾丸癌,乳癌,Hodgkinリンパ腫,未分化奇形腫, 胸腺腫 が潜在することが多い.脳脊 髄液 は軽度の細胞・蛋白増加がみられ,頭部 MRI で側頭葉内側面にT 2 /FLAIRで高信号病変を認める.本症の60%に自己 抗体 がみられ,抗Hu/Ma抗体が多い.近年は,次のような細胞表面の チャネル や受容体に反応する抗体が検出される例が明らかになっている.. a.抗VGKC複合体抗体関連PNS. |qgv| kpi| qce| hsq| btp| yhg| cte| mhh| gym| jsr| mer| xni| ssn| jlz| qdd| nwe| lxb| vnl| uqy| xdi| gwg| fxz| wwe| faq| imq| upw| cvp| qgg| jtj| lca| das| vxp| isb| fck| zne| lbh| mrp| dwb| gpk| qsf| fha| cga| fig| nmp| ccv| lup| lrh| uho| tuq| yrz|