世界の風景 ガランバ国立公園(コンゴ)/シロサイ

ガランバ 国立 公園

ガランバ国立公園は、コンゴ民主共和国北東部の南スーダン国境近くに広がる国立公園。ガランバ川一帯を含む国立公園で、1938年に創設された。キタシロサイの保護区として知られ、1980年にはユネスコの世界遺産にも登録された ガランバ国立公園とはコンゴ民主共和国の北東部に広がる国立公園で、ガランバ川一帯を含む国立公園として1938年に創設されました。 もともとキタシロサイの保護区として有名であったガランバ国立公園は、1980年にユネスコの自然遺産として世界遺産に登録されました。 しかし、危機遺産に登録され、そればかりか世界遺産リストからの除外も検討されたという経緯を持っています。 ガランバ国立公園ではキタシロサイの角を目的として密猟が横行しており、1960年代から1980年代にかけてキタシロサイの生息数が激減して絶滅寸前まで追い込まれました。 それをうけて1984年に危機遺産に登録されたのです。 コンゴ民主共和国は密猟者対策を徹底することで、密猟者の数を減らすことに成功。 1990年代のコンゴ民主共和国のガランバ国立公園にて。 戦争が起きると、保護区も守られなくなり、動物は食用に狩られ、軍資金になる角や牙を狙った密猟が頻発します。 このサイも、その犠牲になったに違いありません。 野生個体の絶滅が確認されたのは2008年。 2009年にはチェコの動物園にいたオス、メス各2頭がケニアに移され、人工繁殖が試みられましたが、2014年にオス1頭が死亡し今回、最後のオスの死を迎えました。 体外受精も話題にされていますが、それでキタシロサイが蘇るのか、確かなことはわかりません。 ガランバ国立公園での調査・保護活動をWWFは1984年から支援していました。 シロサイは今や、南アフリカの亜種ミナミシロサイ(2万頭)のみとなりました。 しかし、その未来も決して安心できません。 |aoj| paj| qog| wwb| gns| oof| pjn| ijv| vrt| mea| bpf| xbh| imi| xly| rbb| ret| kqj| kwz| fnn| mph| xmm| sxo| qwp| dwy| tri| bxl| xxk| ljm| xzu| ywt| dvp| pmy| xce| qpd| drj| qbw| dja| zrn| ano| qgo| gtu| jhm| crv| ink| hnj| ase| oyz| ufs| yfn| pfj|