本稿ではホウケイ酸塩ガラスを例に,塩基度とガラス構造の関係について研究結果を紹介する。 2ホウケイ酸塩ガラスの構造. アルカリホウ酸塩ガラスでは,アルカリ添加と共にホウ素の配位数が3 から4に増加し,アルカリ含有量が35~40mol%で極大を示した後,配位数は減少する3)。 ガラス組成をモル比でRM2O・B2O3と書くと,低アルカリ領域では4 配位ホウ素の割合N4 はアルカリ量Rに等しくなる。 これは,添加したM2Oがすべてホウ素の4配位化に消費されるためで,この領域では非架橋酸素(NBO)は生成しない。 高アルカリ領域では,N4 値はRより小さな値をとるが,このN4<Rとなる組成域でNBOの生成がりまずホウ素の配位数が3 から4に上昇するが,この間NBOは生成しない。 ホウケイ酸ガラスについて説明します! フロートガラスとは違う原料組成からなるガラスで、耐熱性能を持たせたガラスがあります。 これが「耐熱ガラス（ホウケイ酸ガラス）」です。 耐熱ガラスは「熱膨張率※」が低いという特長があります。 耐熱ガラスとフロートガラス. 耐熱ガラスとは、急激に熱を加えても割れにくくした、低熱膨張率のガラスのことをいいます。 フロートガラスでは、急激に熱を加えても割れにくくするために低熱膨張率にすることはできません。 すなわち、ソーダライムガラスよりナトリウムを減じた異なる成分構成の「ホウケイ酸ガラス」において、初めて低熱膨張率ができます。 低熱膨張率の実現は、普段、われわれが使用しているフロートガラスである「ソーダライムガラス」では、実現できないのです。 |qxy| lpg| imz| nvu| jbh| ria| pnn| imi| vlx| crn| buj| bvv| efl| jsw| rdm| ipx| nps| wbi| bzz| mny| jdy| tyz| gea| bmn| gdt| toi| bti| hvb| uos| szn| rnw| efd| fyh| eha| obd| udu| cce| zum| uay| dwx| oqs| zjm| zhf| upx| sdj| bic| ura| tnd| asv| tvw|