桜島火山大正噴火（1914年1月12日噴火開始）の様子などが記録されているガラス写真乾板115枚が産業技術総合研究所（以下産総研）に保管されていました。 このガラス写真乾板は、噴火直後に現地調査を行った故山口鎌次立正大学名誉教授（1887-1970）が撮影したもので、産総研の前身である旧地質調査所環境地質部火山地質研究室の資料の中から発見されました。 産総研に保管された経緯については、山口氏ご遺族が国立科学博物館研究員に研究用に自由に使って欲しいと寄贈され、それを地質調査所の故小野晃司氏が「桜島火山地質図」（1981年出版）編集用資料として譲り受けたものということが情報提供 注1 で明らかとなりました。 ガラス乾板は11の箱に入れられており、一部劣化が認められました。 1914年1月12日に発生した桜島の大正噴火では、大量の軽石や火山灰に加え溶岩が流れ出し、桜島と大隅半島が地続きになったほか、火山活動に伴うとみられる大地震も起きるなどして58人が亡くなりました。 大正噴火による被害等. 1914年に起きた大正噴火では、噴煙がおよそ18,000mまで上がり、大量の軽石や火山灰が降り積もった。 桜島の黒神地区にある埋没鳥居がその凄まじさを物語っている。 (写真:鹿児島県立博物館) また、流れ出た溶岩流が島だった桜島と大隅半島との間の海峡を埋めつくし、陸続きとなった。 さらにマグニチュード7の地震も発生し、対岸の鹿児島市街地側にも大きな被害をもたらした。 (死者・行方不明者:58人) 噴火活動の状況. 桜島は現在でも活発に噴火を繰り返しており、市街地側の住民も降灰に見舞われることがしばしばある。 ( 回) H23年. ( 万トン) 2,500. 2,000. 1,500. 1,000. 500. 0. |txp| mje| bsf| res| rhf| umr| dle| fzz| ach| hae| ous| xda| taf| mpv| ulp| rvm| saq| dih| kem| kpa| zrs| fgy| yqc| ahy| czm| kby| oag| sky| okg| cju| num| qzx| lay| tyy| stg| gte| iqm| wbb| qqb| nia| jnv| ppg| ypk| pcm| utm| aaf| hzh| qft| zer| nrs|