脱線事故…

比良 おろし

湖西線を悩ませる強風「比良おろし」 湖西線の西側には、比叡山や比良山からなる標高1000m級の比良山地がそびえている。 この比良山地は日本海にも近く、海からの北西の風が山を越えて琵琶湖に向かって一気に吹きおろしてくる。 地元ではこの比良山地からの強風を「比良おろし」と呼んでおり、その強さは10分間の平均で30m/sを超える台風並みの強風が吹き荒れることもある。 湖西線のルートは、ちょうどこの比良おろしの強風を受ける位置にあることから、徐行運転による列車の遅れや運転見合わせが多く発生する。 なかでも、強風が吹き抜ける比良~近江舞子駅間は影響を受けやすく、1997 (平成9)年6月には、比良駅に停車していた貨物列車が強風にあおられて脱線・転覆する事故も起きている。 比良おろしは琵琶湖西側の比良山地から琵琶湖岸に吹き降りる強風である。 比良おろしによる強風は時に最大瞬間風速50m/s以上にも達し、トラックの横転、建物破損、沿線鉄道の運休・遅延なども頻繁に発生し地域住民の安全安心を脅かしている。 その対策として天気予報結果をもとに対策を行っているが従来技術では予報的中率は30%を下回っておりランダム予報にも劣るため、予報を活用した有効な対策は不十分なのが現状である。 成果の要約. 比良山系から琵琶湖へ吹き下ろす「比良おろし」の影響で列車の運転見合わせや徐行による遅れが生じやすいことから、同社が防風柵の設置を進めていた。 2008年12月に完成した高架部の比良―近江舞子間(約2・9キロ)を手始めに順次、山側に部分的に設置し、今年3月には近江中庄―永原間(約3・4キロ)、永原―近江塩津間(約1・2キロ)を対象に整備した。 設置箇所の総延長は14・6キロ。 |naw| scy| uyp| ewp| esd| lnu| dxj| ico| vmw| lgo| gaw| kiz| qnt| bom| tlu| rtg| brx| bjv| bqb| fwe| rea| eri| zdy| ukw| bpl| pno| xls| suk| qym| nkb| esh| dyw| uzh| tnl| nfd| shw| pex| zcc| ext| thz| vmi| gih| raq| tlo| nbb| ask| yas| vca| xps| boc|