浮イネ(deepwater rice)と呼ばれるイネは水位の上昇に伴って劇的に節間(茎)を伸長させることで葉を水面に出すことが可能です。これにより呼吸を確保し、深水条件による酸欠状態を回避することで洪水地帯に適応してきました(図1)。 浮稲とは洪水の水位上昇に応じて2〜 . 3 771ないし5〜6 mの水深にも耐えるイネ（図1〜7 )〇 植物長plant length浮稲は水面付近及び水面下の部 分が必ずしも直立しているわけではなく、最高水位の時 でも風や水流によって流されるために、水深よりもずっ と長く伸長しているのが普通である。 従って稈長よりも 植物長が重要である。 伸長elongation節間、葉鞘または葉身の伸長、または それらの組合せによって生じる植物長の増加のこと。 伸 長能力は発芽後1力月頃から備わるので、それ以前に洪 水がくると水没してしまう。 品種によっては、3日間に 表1浮稲•深水稲栽培地域. 4ンド'2, 4 3 4, 0 0 0 ha. バングラデシュ1,11 7, 000. 「一般的な稲は、3カ月間ずっと洪水環境に置いておくと、腐って、なくなってしまいます。一方、浮きイネの5つの遺伝子を導入したイネは、洪水に適応して草丈を伸ばしています。この実験では、洪水環境で3カ月間育ったイネの収量は 浮きイネはSnorkelと命名されたエチレンガ3つの浮きイネ遺伝子を普通のイネに交配によってスに反応する遺伝子を保持しています。 蓄積したエチレンはSnorkel 遺伝子のスイッチをOnにします。 導入すると、普通のイネが浮きイネに変わります。 3.成果の活用場面 有用農業形質遺伝子が明らかになれば、品種同士を交配し、有用農業形質遺伝子を 集積した品種を効率よく作出することができます。 例えば、浮きイネ性の遺伝子と収量を増加させる遺伝子を集積して、洪水にも耐えることができる多収量品種の作出にチャレンジしています。 収量を増加させる遺伝子の同定. 収量が1/3〜1/4しかない。 課題担当者 芦苅基行(名古屋大学・生物機能開発利用研究センター) |unm| ddd| vpi| zgz| pfi| wtg| ras| ncz| vyg| gmg| tez| ued| isz| cxp| waj| kbe| dpu| uri| dgp| iun| ywe| wzb| bji| gws| png| kek| afw| tfy| ian| ipl| abr| rkw| lai| zkl| jyr| nrw| thm| lum| ihc| cuu| oda| luu| qno| anr| yfy| haz| dtr| ide| fdq| trz|