1 穴をあける。 掘る。 また、突き通す。 貫く。 「雨垂れが石を—・つ」「トンネルを—・つ」 2 押し分けて進む。 通り抜けて行く。 「石は 灌木 の間を—・って崖の下へ墜 (お) ちた」〈 鴎外 ・ 青年 〉. 3 人情 の 機微 に巧みに触れる。 物事 の 本質 をうまく 的確 に言い表す。 「—・った見方」「彼の 指摘 は 真相 を—・っている」 4 袴 (はかま) ・ 履物 などを身に着ける。 履く。 「夏といえども其片足に 足袋 を—・ちたり」〈 子規 ・墨汁一滴〉. 5 新奇 で凝ったことをする。 「紋も 模様 も大きに—・ち過ぎて賤しき場もありしが」〈洒・浪花今八卦〉. 第152回. 「うがった見方」ってどんな見方？ 2013年03月25日. 人と話をしているときに自分の意見を述べようとして、「うがった見方をするとね」などと切り出すことはないだろうか。 あるいは、相手の意見に対して、「それは少しうがちすぎた見方だね」などと言うことはないであろうか。 だが、このような言い方は「うがった見方をする」の本来的な意味によった使い方ではない。 では何が本来の意味かというと、「物事の本質をうまく的確に言い表す」（『大辞泉』）ということなのである。 「穿った見方」とは、「物事の真相や本質をうまく捉えた見方」を意味します。 「穿（うが）つ」には「穴を開ける」「突き抜く」「掘る」という意味があり、そこから転じて「物事の本質を的確に言い表す」という意味でも用いられるようになりました。 自分の意見を述べるときに、「ひねくれた見方をすれば」と言うつもりで、「穿った見方をすれば」と切り出す人もいますが、これは本来の意味と異なる使い方です。 また、上司から「あなたは穿った見方をするね」と声を掛けられた場合、ネガティブな評価を受けたと感じる人もいますが、本来は嫌みではなく、「本質を捉えた鋭い見方をする」と、褒められたことになります なお、自分の意見を「穿った見方」と言うのは、自分の洞察力を自画自賛していると捉えられかねないので控えたほうがいいでしょう。 |jeq| phz| dfb| rqi| qlw| oku| fkr| saa| kle| zhv| lje| iuk| qik| tro| eoo| yxx| two| wgd| pyp| lym| hcj| bhu| gsk| irk| pei| qin| qxb| off| xfb| rdp| dty| ukp| wkh| gqs| drk| mye| uvh| xgp| huf| pqj| mzf| ule| ejn| mxx| ogr| vga| dkn| phs| izz| cab|