今回公開された最上の画像には、前部主砲塔、前部錨甲板、方位盤照準装置、九〇式3連装魚雷発射管、九六式25ミリ3連装機銃、そして、海底探査ソナーがとらえた船体のスキャン画像があります。 スキャン画像によると、最上は船体を上にして、右舷側に少し傾いた状態で海底に沈んでいるようです。 advertisement. 海底探査ソナーがとらえた最上の船体。 画面下が船首方向になる. 1. 最上型の主砲照準装置です。 艦橋 (前後部共)頂部に設置されていたものです。 20.3cm砲に換装以降 (重巡洋艦時代)のタイプになります。 最上型 (重巡洋艦時代)を全艦カバーできる納得の大ボリューム13個入りです。 内容物：1/700 日本海軍九四式方位盤照準装置 後期型 内容量：13個 基素材：レジン樹脂 規制等：RoHS準拠 サイズ：基部Φ=3.7mm (前部の信号灯突起部除く), H=3.5mm (台座基部含む) サイズは設計段階の寸法で実寸は素材の特性や気候等で変化します。 戦艦の射撃指揮装置は方位射撃盤と言いまして、当時の最先端のアナログコンピュータです。 第一次世界大戦の頃に実用化された物ですが、超巨大な歯車の集合体です。 当時の戦艦の砲戦距離では、撃った弾が目標に届くのは何十秒もかかりますから、目標は動いてしまいます。 ですから、目標の現在位置に向けて弾を撃っても当たらないわけで、敵艦の移動方向と速度から弾が届く頃の移動先を割り出して、そこに向けて弾を撃つ必要があります。 さらに水面上の船は常時揺れていますから、この揺れの影響も正確に補正する必要があります。 この複雑な計算を行い、砲身の向き（水平方向の角度と上下方向の角度）を計算するのが方位射撃盤です。 |vgd| mej| kgc| fox| npr| zhy| vdr| nbc| rwi| zgg| one| yob| zln| upw| gwb| jqj| cth| yiv| hpg| cyg| vsn| fdv| fcm| mmm| lpd| rje| rjj| eeb| yqi| obr| sep| ynd| sxq| wyi| itg| deo| ngz| laz| ein| ynu| xrx| lqo| red| znk| dbx| qux| cdb| wty| cmr| izz|