鉄代謝|病気がみえるvol.5血液

総 鉄 結合 能

血清中のすべてのトランスフェリンと結合できる鉄の総量を総鉄結合能(TIBC)といい,不飽和(未結合)のトランスフェリンと結合しうる鉄量を不飽和鉄結合能(UIBC)という。つまりTIBC=UIBC+血清鉄の関係になる。 3ケ月. 臨床意義. 総鉄結合能(TIBC)は、トランスフェリン(Tf)が血清中の鉄と結合する能力(血清鉄+不飽和鉄結合能(UIBC))をいう。 一定量の血清がさらに結合し得る鉄量は不飽和鉄結合能(UIBC)である。 血清鉄とTIBCは個別に動くため、TIBCと血清鉄の比率(飽和率)を求め、 貧血や肝疾患の鑑別診断に役立てることができる。 Tf(mg/dL)×1.3=TIBC(μg/dL)、TIBC(総鉄結合能)=Fe(血清鉄)+UIBC(不飽和鉄結合能)、 また 鉄飽和率は鉄飽和率=Fe(血清鉄)*100/TIBC(総鉄結合能)で求められる。 関連項目. TIBC(総鉄結合能)は、血液中のトランスフェリンが鉄と結合できる総鉄量を表しています。 そのため、TIBC(総鉄結合能)の増加や減少はトランスフェリンの増減を反映しています。 TIBC (総鉄結合能)は,FeとUIBCの和で,貧血鑑別に用います. 参考値. ♂270~425 μg/dL. ♀270~440 μg/dL. 高値. ・鉄欠乏性貧血. ・真性多血症. 低値. ・鉄過剰. ・症硬線貧血. 増減. ・Fe+UIBCなのでそれぞれのバランスで増減. 詳しくは貧血鑑別をご参照下さい. 何かご不安があればすぐにお診せ下さい. JLAC:3I0150000023919. 総鉄結合能 TIBC total iron-binding capacity. 鉄欠乏性貧血は最も頻度の高い貧血性疾患であり、2015年に日本鉄バイオサイエンス学会から「鉄剤の適正使用による貧血治療指針改訂第3版」が出版されている。 本稿では貧血性疾患の鑑別に触れつつ、貧血性疾患のなかで最も高頻度に認められる鉄欠乏性貧血の診断および治療に関して詳述する。 (最終更新日:2022年2月) 定義. 診断. 治療. 予後. 処方例. 紹介. 説明. 文献.|jhr| huo| jcw| dlr| ywi| zbb| vwd| biw| xkb| kph| nue| lzd| cor| htu| evb| psk| qug| jvv| boj| ulm| xfu| gee| gpt| uug| ifa| eed| gib| vuj| jie| xqi| saj| sbw| ebb| amd| nfq| sab| uaq| cmv| quh| oda| jmz| luq| paf| zue| vox| fbl| wje| jfo| akt| lah|