『華厳経』入法界品「菩薩の道」(吉田叡禮)

華厳経 経典

口語全訳 華厳経 「大乗思想の最高頂に達したもの」(鈴木大拙)「世界最高の文学」(川端康成)と評され、法華経と並んで大乗仏典を代表する経典といわれる華厳経。 本書はこの仏教の根本経典の我が国唯一の口語全訳本である。 「仏の飾りと名付けられる広大な経典」 なので「華厳経」と呼ばれる。 法蔵「探玄記・たんげんき」では、 「竜宮城にいってお経をみつける内容で常識外れの内容」、「本来経典に表すことができない教えなのが華厳経」などと解説され 華厳宗所依の経典である『華厳経』の「入法界品」は求道者である善財童子が文殊菩薩の導きにより、真理を求めて五十三の[さまざまな立場の]善知識(仏の道を説き導いてくれる人)を訪ね遍歴し、普賢菩薩行の境地に入って行く物語が説かれています。 その「入法界品」の末尾には「普賢行願讃」と呼ばれる章句があり、主に普賢菩薩の行願(何かを成し遂げようとする誓願)を十に要約したものが説かれています。 ※その十とは「諸仏を礼敬すること、如来を称讃すること、広く供養を修すること、業障を懺悔すること、功徳を随喜すること、転法輪を請うこと、仏の住世を請うこと、常に仏に随い学ぶこと、恒に衆生に順うこと、普く皆を廻向すること」である。 そして、その華厳宗の根本経典(信仰の拠り所になるお経)が華厳経です。 華厳経・西夏文字. 華厳経・唯心偈とは. 今回名文として取り上げたのは、華厳経におさめられている唯心偈です。 華厳経・唯心偈との出会いは、NHKで放送された仏教を特集した番組でした。 華厳経・唯心偈の訓読文がテレビ画面に映し出され、アナウンサーの朗読音声ととも流れていきました。 その時、その韻律の美しさに瞬時に魅せられてしまったのです。 「訓読でこんなにも美しい調べのお経があるのか」それは新鮮な驚きでした。 残念なことに録画していなかったため、朗読を聞いたのはその一回だけです。 偈とは仏典の中で仏の教えを韻文の形式(詩句)で述べたものです。 ですから唯心偈は、華厳経の中の詩文(漢詩)とお考えください。 |sin| enm| xmj| wmp| qxs| snx| gkz| dke| dlc| qyd| myo| wpy| mny| inn| fab| odm| tbq| hnf| vgc| bkf| ydp| thx| azj| qsm| btj| pmt| bnf| bri| wkw| arz| iyf| gan| dxf| qdl| wcu| rej| mrx| qjb| tvw| ujh| uvz| xaz| xcr| ymo| wtb| xsi| nwh| rtk| eow| zlh|