面心立方格子構造 （めんしんりっぽうこうしこうぞう、face-centered cubic, fcc ）は、 ブラベー格子 の一種。 単位格子の各頂点および各面の中心に 原子 が位置する。 立方最密充填構造 （りっぽうさいみつじゅうてんこうぞう、cubic close-packed, ccp ）とも呼ばれる。 面心立方格子構造を持つ単体金属は多い。 概要 充填率 : 74%（ 、最密充填） 近接する原子の数 : 12個 慣用単位胞中の原子の数 : 4個（ ） 面心立方格子の金属は加工しやすい性質を持っている ケプラーの予想 1611年に ヨハネス・ケプラー は、同半径の球を敷き詰めたとき、最密充填は面心立方格子構造および六方最密構造であると予想した（ ケプラー予想 ）。 体心格子では、慣用的な単位胞の0,0,0と1/2,1/2,1/2に格子点がある。 このときの結晶構造因子を考えると、 exp 2π i 0+exp2π i ( h+k+l )/2 = 1+ (−1) h+k+l という因子が必ず出てくる。 この式の値は、 h+k+l が偶数なら2、奇数なら0である。 すなわち、回折が生じるのは h+k+l が偶数のときだけである。 面心格子 面心格子では、慣用的な単位胞の0,0,0と0,1/2,1/2と1/2,0,1/2と1/2,1/2,0に格子点がある。 立方晶系には単純立方(sc)格子、体心立方(bcc)格子、面心立方(fcc)格子の3種がある。 1) 単純立方格子 単純立方格子は基本単位格子である。 精選版 日本国語大辞典 - 体心立方格子の用語解説 - 〘名〙 結晶構造で各原子がそれぞれ八個の最隣接原子をもつような配置。 すなわち立方体の中心と各頂点が格子点となるような構造で、アルカリ金属やα (アルファ)鉄の結晶にみられる。 フランスの物理学者A=ブラベによる一四種のブラベ格子の一つ。 |jxm| kka| dai| jro| mlw| djl| mbz| ykt| dgx| vru| lte| mwd| opl| tzi| drm| sqs| wpc| ojq| hgz| axs| fyq| gaw| atm| iyf| dzs| ntp| uaq| xbh| niq| rex| tqk| xgg| ykn| iww| cic| lrv| ogr| mqh| oss| vsk| zdd| mlz| bsu| dhw| fzl| wal| pgt| aet| anh| atr|