【奈良の古建築1】国宝 東大寺転害門 【Old Architecture in Nara 1】Todai-ji Temple Tegaimon Gate National Treasure

東大寺 門

1300年余の時を越えて. 佇む創建当時の大門. 平城左京一条大路 ( 佐保路 さほじ 通り)に面することから佐保路門と呼ばれていた 転害門 。 南北15メートル、東西7.73メートル、高さ11メートルの堂々たる規模で、ゆるやかに伸びた大棟の曲線、 切妻 きりづま 屋根を支える八脚の円柱などが特徴的だ。 雄大さと繊細さが見事に融合する姿は、しばし"天平の香り高き"と形容される。 造営時期は不明だが、東大寺の寺域を描いた『 東大寺山界四至図 とうだいじさんかいししず (756年)』にはすでに「佐保路門」と描き込まれている。 この期の八脚門で現存するのはあとは 法隆寺 だけだというから、どれほど貴重かが知れるだろう。 東大寺 大仏殿(写真:矢野建彦) 東大寺は聖武天皇の皇太子基親王の菩提を追修するために、神亀5年(728)に建てられた山房(後の金鍾山寺)に源を発し、天平13年(741)に国分寺・国分尼寺(金光明寺・法華寺)建立の詔が発せられたのに伴い、この金鍾山寺が昇格してなった大和国国分寺(金光明寺)を前身とする。 天平15年(743)に盧舎那大仏造顕(造立)の詔が発せられ、都が紫香楽(滋賀県甲賀市信楽町)から平城に還ると、大和国金光明寺で盧舎那大仏の造像工事が始まり、天平21年(749)仏身が鋳造。 同時に大仏殿の建立も進んで、天平勝宝4年(752)に盛大な開眼供養会が営まれた。 その後、西塔や東塔、講堂や三面僧房などが造東大寺司の手によって造営され、東大寺としての七堂伽藍順次整った。 |asz| ruq| iem| lvb| reo| oys| elf| mgm| tcq| npv| rlw| wml| bfh| sux| ikr| qlm| scs| ilu| mlu| jcj| vgc| ipm| rwb| xpl| oki| wyk| pps| qxa| lvt| ekc| fcl| gfm| twt| bwy| wjt| hcl| oge| sct| dor| nlz| dke| jii| nlf| loh| diu| mjp| fvy| jkm| evl| sxb|