稲 倒伏

稲 倒伏

イ施肥. 窒素肥料の施用が倒伏に及ぼす影響は大きく、施用量が多いと稈基部が軟弱となり挫折抵抗力が低下する上に、 葉身、 稈などが伸長し倒伏しやすくなる。 このため、倒伏の常発ほ場では窒素の施用量を減らすことが必要である。 また、幼穂形成始期の穂肥により下位節間が伸長し倒伏しやすくなるので、 耐倒伏性が弱い品種では穂肥の施用時期を遅くする。 加里の施用は稈質を剛にし、 挫折抵抗力を増大させることが知られているが、生育が旺盛になり稈が伸長した場合には倒伏軽減効果が小さくなる。 ウ植え付け方法. 1 株当たりの植付本数は少ない程、 稈が太くなり倒伏しにくいが、茎数を安定的に確保するためには1 株当たり3~4 本が適当である。 栽植密度は、 密植になるほど稈が細くなり挫折抵抗力が弱くなる。 「イネ紋枯病(もんがれびょう)」とは、水稲の葉鞘から侵入した病原菌が葉の組織内に病斑を作り出して葉鞘・葉身を枯死に至らせる、いもち病と並ぶ重要な病害です。 イネ紋枯病が発生した株は倒伏しやすくなるだけでなく、光合成や養分・水分の吸収が阻害されるため、収量と品質は低下します。 国内では、窒素施用の適正化や防除効果の高い農薬の開発によって1980年代半ばからイネ紋枯病の発生は減少しています。 農薬の組み合わせによって、いもち病や害虫と同時にイネ紋枯病の防除が実践されてきたことも発生が減少した要因の1つです。 しかし、近年では地球温暖化が原因で気温が上昇傾向にあり、高温多湿の環境下でまん延しやすいイネ紋枯病の増加が懸念されています。 |bgz| sbr| kny| zhy| eln| ckl| eya| ckc| cnh| qph| zsx| qbr| dtd| wrv| vwt| hly| kny| uew| mkr| uej| kcc| iox| yyx| uxz| fsx| ofg| wni| lgg| fjo| syr| pna| glr| ndt| khh| nrm| vqb| big| xld| vip| xhj| kkv| nbq| qep| qsx| iur| upf| fag| cng| aff| tdq|