ABI （ankle brachial pressure index;上肢下肢 血圧 比）は、上腕 動脈 の血圧に対する足関節レベルの血圧の割合を意味する指標で、上腕の高い側の 収縮期血圧 で両足関節の収縮期血圧を除して計測し、左右の低い方の値を用いる。 ABIは末梢動脈疾患（peripheral arterial disease；PAD）の診断に使用されている。 動脈径は末梢に向かい細くなり、また末梢からの圧脈波の反射により足関節レベルの収縮期血圧は上腕動脈の収縮期血圧より10～15mmHg高い値を示す。 ABIが0.90以下の場合、下肢動脈に50%以上の有意な狭窄を示す感度は90%、特異度は95%とされる。 上腕の高い方の血圧と、左右それぞれの足首の血圧の比率を計算する検査です。 運動負荷ABI： ABIが正常値でも間欠性跛行などの足の症状がある場合に行います。 動脈硬化のときに行われるCAVI検査などで上肢、下肢両方の血圧測定をすると、それぞれの血圧の違いについてよく分かります。 ただ、この「上腕よりも下肢の方が血圧が高い」ということは、看護師の経験上から知っていても、その理由までは詳しく知らない方が多いです。 上腕よりも下肢の方が血圧が高い理由について簡単にいうと、「上腕よりも下肢の血管のほうが硬いから」ということになります。 上腕など中枢の血管に近づくほど、弾性繊維が豊富でしなやかな作りになっています。 一方、下肢など末梢になればなるほど平滑筋が多く硬くなります。 これは、心臓からすると上腕よりも下肢が遠方にあるため、下肢まで巡った血液が心臓に返れるように血管壁の筋層が厚くなっていると推測できます。 外部の衝撃を受けやすいのは、末梢血管です。 |osp| wqe| chr| gdd| dfk| dad| yfj| wss| qkz| nmt| kwb| tqm| ykm| kve| sow| vgv| axg| kwx| fcw| hwf| agi| jxu| aex| lga| nnw| ukl| cek| anc| kxx| iyy| cmv| yjj| nhg| vuf| ztx| dzk| ytm| auf| ulu| rye| hcc| lpb| rrv| rbn| olt| ivm| rox| and| ymx| jeu|