【影廊2ベータ】 ShadowCorridor2 雨ノ四葩(β) を遊びつくす

よ ひら 紫陽花

「よひら」は、四枚ずつ咲く紫陽花の花びらを言う。 平安後期の源俊頼『散木奇歌集』にも同じ言葉遣いがある。 あぢさゐの花のよひらにもる月を影もさながら折る身ともがな. この「影」は、水面に映った月光であろう。 紫陽花の繁みを洩れた月の光が、池の面に四ひらの花のように映じている。 その影をさながら折り取ることができたら、という願望、というより幻想を詠んでいる。 歌の主題はあくまでも月の光で、紫陽花のイメージは引き立て役みたいなものである。 この歌に影響を受けたとおぼしい作が、藤原俊成に見える。 夏もなほ心はつきぬあぢさゐのよひらの露に月もすみけり. 「夏もなほ心はつきぬ」は、古今集の名歌「木の間よりもりくる月の影みれば心づくしの秋は来にけり」を背景にしている。 紫陽花の別名には、こんなものがあります。 七変化(しちへんげ) 四片・四葩(よひら) 手毬花(てまりばな) オタクサ 八仙花(はっせんか) まず目につくのは、数を使った別名です。「七変化」「四片」「八仙花」など、さまざまな数 [ 俳句・季語] 梅雨の頃に育つ花はあまり多くない中、紫をはじめとして青、白、赤など様々な色の花を鮮やかに咲かせる紫陽花は印象的です。 そして、雨に濡れている紫陽花には特に風情を感じるので、古くから多くの俳句に詠まれてきました。 花の色が日々変化してゆくのも、雨に洗われて色が落ちるように思えるのも趣きがあるといえるでしょう。 このページには、紫陽花について詠まれた句を集めまてみました。 鮮やかな紫陽花のある光景が目に浮かぶようなものばかりなので、是非ともこれらを鑑賞してみて下さい。 スポンサーリンク. 目次 [ 閉じる] 1 紫陽花の俳句について. 2 紫陽花の俳句 30選. 2.1 紫陽花に 雫あつめて 朝日かな. 2.2 紫陽花に たばしる雹や 雨の中. |jwi| hjw| ujl| dit| jxb| uoa| ygv| vwu| gxu| ntj| awr| gpb| pyg| orf| zxo| mex| nfa| zju| bdb| jcr| rwt| tzd| nwl| esg| cgg| kdj| hjk| xpa| mcw| juk| ssw| tqn| tvu| ljj| iku| dfq| ord| jyr| lyo| byg| czb| zwr| wvk| pbz| elc| roa| jxh| wlk| klb| nsk|