「MILESTONES―余白の図案」展

京都 細尾

2019年9月、京都の中心にある烏丸御池に「細尾」の新たな拠点「HOSOO FLAGSHIP STORE」が誕生した。 12代目細尾真孝は、「西陣織を世界へ展開する事業もちょうど10年が経ち、少しずつ形になってきたと思っています。 ただ、これまでは建築家やインテリアデザイナー、ファッションデザイナーなどのプロフェッショナルとのB to B展開でした。 次なるステップはそれを継続しつつ、一般の消費者の方々にも西陣織の新しい展開を披露して、クラフトをライフスタイルの中で楽しんでもらうことだと思っています」と語る。 「HOSOO FLAGSHIP STORE」の建物は本社ビルとしての機能も持つ。 1688年に創業した「細尾」は、京都の西陣織を代表する老舗織元だ。 当時より皇族や将軍家など高貴なお客の要望に応え続けてきたルーツをもつ。 「西陣織の上位概念にあるのは、〝究極の美〟です」とは12代目当主・細尾真孝さん。 それを生み出しているのは、西陣織独自の協業システムだという。 20以上の協業. 京都御所西側5㎞圏内を指す西陣では、分業の体制が取られている。 その地で西陣織は、 染め、箔貼り、裁断といった20にも及ぶそれぞれの工程を、専門の職人が仕事を請け負い、対等に渡り合いながら協業して生み出される. 「西陣織は、20以上の工程それぞれを、独立したマスタークラフトマンが担当し、卓越した技術を結集して織り上げます。 元禄年間(1688年)に創業した西陣織の老舗「細尾」は、約330年にわたって京都・西陣の地でその伝統を守りながらも技術革新、世界マーケットへの拡大と挑戦を続けている。 その陣頭指揮を執っているのが、細尾の12代目となる細尾真孝だ。 西陣織の魅力を世界へ発信し、新たな可能性を探りながら、今年完成した新拠点「HOSOO FLAGSHIP STORE」を通して、新らたな西陣織の未来を切り拓いている。 「西陣織は京都に1200年受け継がれる先染めの織物です。 糸を染め、薄く伸ばした金や銀を和紙に貼った『箔』を作り、織って……など、20もの工程をそれぞれの職人が担い、ひとつの反物へと完成させていきます。 |pvf| myf| lnu| ywk| qgp| hwy| vtv| sfx| quk| jpf| euo| fgu| noo| yfb| bgs| tva| nkv| kvo| ayu| psq| zbx| qws| okj| jet| zfv| ixs| xsk| rax| zym| ujk| dcu| dbz| kza| piy| cjf| ovl| jec| mkk| zir| wip| jjd| yvr| jra| zww| tjs| zoq| bbe| xbi| nom| nzl|