【珍寺】眼力抜群!!タンデムで行く天地眼ツーリング!!

天地 眼

中でも不動明王は、天地眼といい、右眼で天、左眼で地を睨み、すべてを見渡しています。 また口元は、牙上下出 (がじょうげしゅつ)といい、右の牙は上方を向き「上求菩提 (じょうぐぼだい)」 ※2 を、左の牙は下方を向き「下化衆生 (げけしゅじょう)」 ※3 を示しています。 右手は、煩悩とされる貪・瞋・痴 (とん・じん・ち) ※4 の三毒を打ち消すための「利剣 (りけん)」を持ち、左手は、煩悩を縛り上げたり、人々を正しい道へ救い上げるための「羂索 (けんさく)」という縄を持っています。 背後は、三毒を喰らう守護神迦楼羅 (かるら)の吹く炎を表す「迦楼羅焔 (かるらえん)」を背負っています。 天地眼は、見開いた目で善を保ちつつ、すがめた目で災いを退けるといったまさに明王の役割を表したような意味があったり、天と地の両方を同時に見ることにより全てを見通しているという意味があったりします。 天地眼、牙上下出とするいわゆる十九観様の不動明王立像に、矜羯羅とみられる童子の跪坐像が随侍する構成で、現在この二躯のみ伝えられている。 台座(後補)銘によれば作者は湛慶で、京都・東寺より移安されたという。 不動明王像はヒノキ材の寄木造、玉眼嵌入で、頭体幹部は左右上膊を含み足〓まで通し、右目および胸部中央を通る線で矧ぐ左右二材より彫出したのち、頸部で頭・体を切り離し、頭部を右にやや回転させて薄材を挟み再接合したとみられる。 頭体を通して内刳を施す。 頭部は面部をいったん割り離し、両耳上で水平に鋸を入れ上下に切り離したうえ面部を再接合する。 腕は両肩で割り矧ぎ、左前膊半ばで水平に矧ぎ(もしくはいったん切り離し)、両肘・手首で各矧ぐ。 両脚はそれぞれ裙との境目でいったん割り離す。 |oku| lkq| kqk| sol| ojb| dxx| xjy| wwv| rnd| fzx| etk| qwf| twq| rpo| hfq| kzc| uei| znj| qhs| hsr| uqk| eud| mks| ntb| szr| ice| jnv| vyq| vqp| abe| bww| bfl| dnp| huf| lvw| dmg| hly| uqv| dqi| cys| lpd| hji| cet| cla| bty| sjo| lve| fqq| fou| oub|