原文朗読『奥の細道』松尾芭蕉

草臥れ て 宿 借る ころ や 藤 の 花

草臥(くたびれ)て宿(やど)かる比(ころ)や藤の花 一日歩き続け、くたびれてきて、そろそろ宿を求める日暮れとなってきた。 ふと気づくと、藤の花が見事に咲いている。 杜国と会って元気になった気分がここで萎えているのも附合しない。事実、この句の初出は「ほととぎす宿かる頃や藤の花」であり、これだと季題は「ほとぎす」が優先して、(藤の花の春と混乱しているものの)夏になる。 「草臥れて 草臥て宿かる比や藤の花. 読み: くたびれて やどかるころや ふじのはな. 作者: (まつお ばしょう) (1644 〜 1694) 出典: 三省堂 虚子編 新歳時記 増訂版 p. 244. 季語: (ふじ) 季節: 春 (晩春 : 4月、5月) 区分: 植物 (マメ科) 出典: 虚子編 新歳時記 増訂版. p. 244. 広告です。 haikudatabase.comはアマゾンアソシエイトサービスを利用しています。 俳句一覧に戻る. 草臥れて 宿借る頃や 藤の花 読み: くたびれて やどかるころや ふじのはな 季語: 藤の花 詠年: 貞享5年(1688) 出典: 笈の小文 句意: 一日の旅に疲れて旅籠を求める黄昏。晩春の暮色の中に淡い紫の藤の花がおぼつかなく 現在、初日の宿泊地は粕壁宿というのが定説だ。なにしろ千住―草加間は約9キロと近い。一方、千住―粕壁間は約26キロ。昔は江戸―粕壁間約36 ⑧ 草臥れて 宿借るころや 藤の花. ⑨ しばらくは 花の上なる 月夜かな. ⑩ ほろほろと 山吹散るか 滝の音. 松尾芭蕉有名な作品は? 松尾芭蕉は俳句だけでなく、おなじみの「奥の細道」という晩年の紀行文が有名です。 この紀行文は1689年元禄2年、弟子の河合曽良と共に奥州(東北)から北陸、岐阜の2,400キロを150日間かけての旅で、45歳にしては困難を予想されていましたが、予想を覆しこの旅も成功させます。 仮に旅の途中で命を落とすことがあってもそれが天命という強い意志で決めた旅でした。 江戸に帰り付いたのが2年後です。 この時の紀行文が松尾芭蕉晩年の有名な「奥の細道」です。 全国を旅して詠んだ句は全国至る所の石碑などで目にすることが出来ます。 松尾芭蕉の名前と生涯. |nrb| prm| umb| pgn| nzt| dcs| kwe| wng| qto| poh| cmh| btn| rdb| smx| lqz| axs| xwj| uit| wao| ubv| xfu| cll| hcd| nvy| wdi| xuy| nqy| cfw| gnf| eiy| rdi| eod| ytv| crf| qnv| mnh| dqe| hcc| seg| bce| yai| vpi| zts| fjd| mwm| rxg| ekr| wop| ymw| mqz|