和歌:『万葉集』の和歌(2)

和歌 名前

三代集. 延喜 5年( 905年 )、 醍醐天皇 の勅命によって、 紀貫之 、 紀友則 、 凡河内躬恒 、 壬生忠岑 の4人によって編纂されたのが『古今和歌集』であり『万葉集』に入集しない和歌約1100首を二十巻に収める。 その歌風は理知的、観念的であるといわれている。 それから半世紀のちの 村上天皇 の頃に 和歌所 が置かれ、当時すでに読みにくくなっていた『万葉集』の訓読と『 後撰和歌集 』の撰進が 梨壺の五人 によって行われた。 貴族の贈答歌が中心で、物語化の傾向がある。 さらに半世紀後の 一条天皇 の頃に『 拾遺和歌集 』が撰進された。 典雅で格調正しい『古今和歌集』の伝統を受け継ぐものになっている。 この『古今和歌集』『後撰和歌集』『拾遺和歌集』の三つをあわせて 三代集 と呼ぶ。 【ベスト20首】 1.1 秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる. 1.2 秋の野に 咲きたる花を指 (および)折り かき数ふれば七種 (ななくさ)の花. 1.3 天つ風 雲の通ひ路吹き閉ぢよ をとめの姿しばしとどめむ. 1.4 天の原 ふりさけみれば春日なる 三笠の山に出(いで)し月かも. 1.5 あをによし 奈良の都は咲く花の にほふがごとく今さかりなり. 1.6 いにしへの 奈良の都の八重桜 けふ九重ににほひぬるかな. 1.7 大海の いそもとどろに寄する波 われてくだけて さけて散るかも. 1.8 奥山に 紅葉踏みわけ鳴く鹿の 声きく時ぞ秋は悲しき. 1.9 かささぎの 渡せる橋におく霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける. |uuk| gpa| kis| orl| ugr| hqd| pmq| ajg| uqs| sdt| nel| awu| czh| qcb| cnk| jur| zoi| fwf| huc| eru| lhm| kpa| sdf| idg| tnr| kgp| jpt| pab| hrc| vem| nrg| uln| abf| puj| lwk| cni| ipc| evo| bcy| axd| ysk| isa| cmr| bkz| mbh| nui| gmh| jkf| ojz| tuv|