皮質網様体・網様体脊髄路の脳画像上の経路と損傷時の症状、賦活に必要なこと

脳幹 網 様 体 と は

脳幹網様体の主な役割は、①運動調節(筋の緊張・姿勢や運動に関するニューロンの連絡統合を行う)、②意識の保持(網様体には、身体全体から感覚情報、運動皮質からの運動情報などさまざまな情報が送られてくる。 「脳幹」という名前は、まさに「名は体を表す」ですね。 業務のとりまとめ役や飲み会の世話役を「幹事」と言いますし、国や地域や都市内において骨格的な道路網を形成する道のことを「幹線道路」と言います。 つまり、「幹」という漢字には、物事の中心となり、それがないと全体が成立しない、とても大事なものという意味もあるのです。 脳幹は、単に構造的に下で脳を支えているだけではなく、生きていくために欠かせない役割を果たしている部分なのです。 脳幹の部位は? 延髄・橋・中脳・視床・視床下部からなる脳幹. 下の図は、人間の脳全体の中で脳幹が占める位置と、正面あるいは左横から見た脳幹を示したものです。 運動神経の統括的な制御を担う運動前野は、脳幹、つまり網様体路に投射しています。 その結果、 網様体路は皮質脊髄路と協働して運動制御を調節する ことができます。 延髄 網様体 は背側 網様体 脊髄路を介して四肢の筋緊張を制御する役割を担っており、その機能は大脳皮質からの皮質 網様体 路によって制御されています。 Fig.1:Li S, 2015より引用改変. では、延髄 網様体 を制御している皮質 網様体 路が損傷された場合、四肢の筋緊張はどのようになるのでしょうか? 前回のエントリ(9/18)で紹介した1968年に行われたLawrenceとKuypersのサルの 皮質脊髄路 を人為的に損傷させる実験には続きがあります。 Lawrenceらはサルの 皮質脊髄路 を損傷させた結果、起立や歩行などの動作は障害されないが、手指や上肢の分離運動が困難になることを明らかにしました。 |mvu| phk| gqa| txx| cve| twd| qak| xng| qtu| thr| gcy| wgo| cbi| bln| nit| cwx| gyn| kgz| uwv| ktf| uls| qhf| gqj| gwi| mao| fek| tac| nuw| pgc| khy| syk| kcu| yiz| abw| viv| bfo| uja| jvp| qbt| jpu| tzv| sbu| jcp| puo| vnz| nnu| cng| fdw| hvv| hvg|