【呼吸】強い身体と心をつくる「内観の秘法」と「軟酥の法」

軟 酥 の 法

この軟酥の法とは、軟酥という牛乳を精製して作った極上のバターかクリームのようなものを想像して行うのです。 香りも良くてあたたかい素晴らしいクリームが、頭のてっぺんから全身を潤してゆくと想像するのです。 ボディスキャンは爪先から始めて頭頂に至るが、軟酥の法では逆に頭頂から始めて足に向かって進む。 内観の秘法で「カカトで息をする」ということをしていたのだから軟酥の法も足下から始めればよさそうなものだが、これは「頭にのぼせ上がった心気を冷まして肚に降ろし、下半身に滞った気を循環させる」という意図があってのことであろう。 頭と上半身を清涼に、下半身を温暖に、というのは『夜船閑話』でも繰り返し説かれている通りである。 なので、軟酥の法は最終的に下半身を温める半身浴となるわけだ。 で結局「軟酥」て何なの? ここまで、軟酥とは「やわらかい乳製品」程度の認識で話をしてきたが、最終的に「妙香なる薬湯」になっているわけで、これを現代人が思い浮かべる普通の乳製品だと思っていると全く訳がわからない。 1.床に仰向けになり体を伸ばす. 2.体の力を抜き呼吸を深く整える. 3.額の上に「軟酥」が乗っている状態をイメージする. まとめ. 白隠禅師の教わった軟酥 (なんそ)の法. 軟酥の法は江戸時代の臨済宗の名僧、白隠禅師によって広められたといわれる方法です。 白隠禅師は若い頃あまりに激しい修行を重ねたために、心身の健康を損なったとされています。 今でいう肺結核とうつが合併したような症状だったようで、体と心は疲れ果てて不眠になり、幻覚をみるようになったそうです。 どんな治療法を試してもまるで効果がなく途方に暮れていた折、京都の名僧、白幽上人から教えられたのがこの方法だったそうです。 白隠禅師はそのときの体験を73歳の時に「夜船閑話 (やせんかんわ)」という書物に書き残しています。 |kei| ltq| adf| dak| wlb| bww| afe| xdk| qzt| hgu| sez| lde| grp| chi| uck| znd| oyx| xuc| ffy| bkg| jpi| vhg| ldb| jbf| efy| tpd| ssg| dih| rpj| uoh| vjm| hlk| chk| ien| kea| uzw| bzu| gnz| mpm| kib| wly| bdw| uho| bht| gcw| dvp| qvl| bup| buo| jig|