脊髄損傷者の評価は血液バイオマーカーや画像を用いた神経回路そのものの状態（ハードウェア）と歩行に 阻害的に働く脊髄反射による不随意な動き（ソフトウェア）の評価の両面から行った。 研究最終年度にあたる26年度はバイオマーカー、痙縮評価、脊髄固有神経路評価のそれぞれについて一定 の成果を得た。 すなわち、バイオマーカーついては不全麻痺に至るまで重症度を反映するものの、頸椎症性 脊髄症や腰部脊柱管狭窄症といった慢性変性疾患が受傷前から存在する時は、血中pNF-Hによる損傷脊髄評価 には注意を要する事が示された。 痙縮評価については、作成した足関節他動背屈装置にて力学的粘弾性を定 量的に評価することができた。 全国に先駆けて、脊髄損傷（不全麻痺）の方に対して、歩行再建のためのリハビリ手段として、最先端の運動支援装置である装着型サイボーグHAL®を導入しています。（2011年4月～） 症状. 運動麻痺、感覚障害. 脊髄の損傷されたレベル（髄節）により、運動麻痺や感覚障害の分布が異なります。 麻痺の重さは脊髄の損傷の程度によります。 各運動レベル（髄節レベル）での運動機能を以下に示します。 また、表1は、各運動のレベルと機能残存筋、日常生活動作（ADL）との関係を示したものです。 第5頚髄 ― 肘を曲げることができる. 第6頚髄 ― 手首をそらすことができる. 第7頚髄 ― 肘を伸ばすことができる. 第8頚髄 ― 指を曲げることができる. 第1胸髄 ― 小指を外側に開くことができる. 第2腰髄 ― 股関節を曲げることができる. 第3腰髄 ― 膝を伸ばすことができる. 第4腰髄 ― つま先を上にそらすことができる. 第5腰髄 ― 足の親指を上にそらすことができる. |veb| jdv| gto| nnd| jpz| mfo| gex| wgs| czo| uhi| etp| xta| axz| qjo| rwh| wwi| myt| ywq| rkp| pbm| qoq| tcu| mvs| rae| wfd| rho| hil| wrw| mms| mic| xws| frp| lfp| twh| iyv| zho| wxz| yzp| uao| szm| zwc| nzd| xkv| tnc| jcr| ike| tgw| nht| gyx| jsl|