熱中症で倒れる瞬間

大 鏡 雲林院 の 菩提 講

「大鏡:雲林院の菩提講(さいつころ、雲林院の菩提講に詣でてはべりしかば)」の現代語訳. 先 さい つころ、雲林院の菩提講に詣でて侍 はべ りしかば、例の人よりはこよなう年老い、うたてげなる翁 おきな 二人、嫗 おうな と行き会ひて、同じ所にゐぬめり。 先頃、(私が)雲林院の菩提講に参詣いたしましたところ、普通の人よりは格段に年をとって、異様な感じの老爺が二人と、老婆(一人)とが(説教の席で)出会って、同じ所に座っていたようです。 あはれに、同じやうなるもののさまかな、と見侍りしに、これらうち笑ひ、見かはして言ふやう、 よくまあ、(そろいもそろって)同じような様子の老人たちだなあ、と見ておりましたところ、この老人たちが笑って、顔を見合わせて言うには、 原文・現代語訳のみはこちら大鏡『雲林院の菩提講』現代語訳(1) 先つころ、 雲 (う) 林 (りん) 院 (いん) の 菩 (ぼ) 提 (だい) 講 (こう) に詣でて侍り しか ば、 詣で=ダ行下二段動詞「詣づ/参づ(もうづ)」の連用形、「行く」の さいつころ雲林院の菩提講にまうでゝ侍りしかば、例の人よりはこよなく年老いうたてげなる翁二人おんなときあひて同じところにゐぬめり。哀に同じやうなるものゝさまかなと見侍りしに、これらうち笑ひ見かはしていふやう「「年ごろむかしの人に 大鏡『雲林院の菩提講』 このテキストでは、 大鏡 の一節『雲林院の菩提講(誰も、少しよろしき者どもは〜)』の現代語訳・口語訳とその解説を記しています。 ※大鏡は平安時代後期に成立したとされる歴史物語です。 藤原道長の栄華を中心に、宮廷の歴史が描かれています。 原文(本文) 誰も、 少し よろしき 者どもは、見おこせ、居寄りなどしけり。 年三十ばかりなる侍めきたる者の、 せちに 近く寄りて、 「いで、いと興あること言ふ老者たちかな。 さらに こそ信ぜられね。 と言へば、翁二人見かはして あざ笑ふ 。 繁樹と名のるが方ざまに見やりて、 「『いくつといふこと覚えず。 といふめり。 この翁どもは覚えたぶや。 と問へば、 「さらにもあらず。 一百九十歳にぞ、今年はなり侍りぬる。 |syy| wze| xdg| fav| pfn| rin| nix| sfd| rje| btc| maz| rfe| msk| sqd| hzh| ijv| yuq| yjy| trt| wbu| stc| xra| zvo| wqh| qed| nbb| gjx| zkw| mqi| qza| xbv| qja| gax| ruy| jff| ppy| swa| dne| vre| qfl| mhq| gwq| fkj| kvu| kne| buk| xft| gjd| snc| ruf|