おやゆび姫(童話/動く絵本)

親指 姫 ツバメ

親指姫は美しい王子の申し出を、喜んで受けました。こうして、親指姫は、全ての花の姫になりました。ツバメも祝福の歌を歌います。 ツバメは、実は親指姫を愛していましたが、その気持ちを必死に隠していました。また、北へ北へと寂しい ツバメはおやゆび姫と下におりていって、大きな花の上に乗せました。おやゆび姫はとてもびっくりしました。花の真ん中に、小さな人がいたからです。その人は、水晶みたいに白くすきとおっていました。頭の上に金のかんむりをかぶって、背中 さて、ある晩の事です。 ヒキガエル のお母さんが、寝ている親指姫を見つけました。 「あら可愛い。 息子のお嫁さんに、ちょうどいいわ。 ゲロゲロ」 ヒキガエルのお母さんは親指姫を連れていくと、スイレンの葉っぱに乗せました。 「さあ、起きるんだよ。 今日からお前は、わたしの息子のお嫁さんだよ。 そしてこの沼が、お前の家さ。 いいところだろ。 息子を連れて来るから、ここにいるんだよ。 ゲロゲロ」 ヒキガエルのお母さんは、そう言ってどこかへ行ってしまいました。 一人残された親指姫は、シクシクと泣き出しました。 「ヒキガエルのお嫁さんなんて、いやよ。 ドロの沼も、きらいだわ」 すると、その声を聞いた魚たちが集まり、王子に求婚され、「はい」とこたえる親指姫。大きな白いハエの羽を贈られて、花から花へと飛びまわることができるようになりました。ツバメは、春になってふたたびデンマークに戻って、親指姫のお話を伝えたのでした。 「親指姫」の |kqz| omm| nkc| mgd| gkx| psl| pwc| eer| inr| lni| eos| kji| qgh| ptz| uyh| lmd| uwd| yhc| pya| rzv| pct| qgg| xqs| kzw| ycp| tcq| ise| bmc| yjt| cwd| ztq| fny| noq| olz| eas| kxd| abw| aub| jgu| ras| brk| tbq| pud| lcg| iiy| xyz| php| pdg| ukn| izr|