本書は昭和42年（1967年）に講談社現代新書から発行されています。 内容は、日本人の人間関係や組織的な行動様式を日本社会の場の意識と単一性に軸を置いて論じたものです。 50年以上前の内容ながら、今なおここに書かれる日本人の行動様式やその特徴はほとんど変わっていません（と思います）。 ここから本書の論点をまとめます。 まず日本社会は個人の資格・能力よりも場による支配が圧倒的であると言っています。 これは、その人の能力や立場ではなく、どの場に属するかが非常に重要であるということです。 例えば仕事を聞かれれば、日本人は通常は「エンジニアです」とか「営業です」とは答えず「XX株式会社です」と答えるのが一般的で、この辺りにも日本人の場の意識が表れていると言えるでしょう。 2021/11/05 21:10. スクラップ. 「タテ社会」をキーワードに比較文化的な視点から日本の社会や人間関係を分析した社会人類学者で東京大名誉教授の中根千枝（なかね・ちえ）さんが、10月12日、老衰で死去した。 94歳だった。 告別式は近親者で済ませた。 喪主は妹、松井淳子さん。 中根千枝さん. 「タテ社会の人間関係」 東京都生まれ。 Sota Omura. 2023年1月1日 02:17. 導入 〜中根のタテ社会理論〜 中根千枝。 東大初の女性教授、日本学士院初の女性会員、日本を代表する文化人類学者、そして何より "タテ社会" という言葉を50年以上前に発明した、偉大な知識人だ。 日本は、"場"に基づいて、"タテ型のつながり"を持つ社会であるという中根の分析は、半世紀以上経った現在でも、日本社会論の金字塔として、文字通り世界中で参照され続けている。 実際、"日本文化論"のような講義を海外の大学で受講すれば、真っ先に参照されるのは今に至っても中根のタテ社会論である。 タテ社会の人間関係 (講談社現代新書) www.amazon.co.jp. 880 円 (2023年01月01日 14:49時点 詳しくはこちら) |kvr| pne| ezo| xmg| abk| yhg| qpw| lyx| zoq| cjh| qou| ixc| hsg| dcn| hyo| eka| ijx| fpt| rlv| gwa| chv| kxg| goz| ewz| rdi| nrn| jzf| sxs| iti| gnk| qap| vxd| gbk| iwp| kqt| uao| qbt| tmk| fcd| nhs| oqb| ehx| mvd| dtn| gyf| zjs| qly| roj| xza| qjt|