【つくる ― とやま ひと模様】人形作家 吉水たか代さん(2017年10月19日放送)

与 勇輝 藤崎

日本が世界に誇る人形作家・与 勇輝(あたえ・ゆうき)の、半世紀にわたる創作活動の集大成ともいえる展覧会が、東京の松屋銀座8階イベントスクエアで開かれています。 (~2018年4月10日まで) 与 勇輝作「おやつ」(1994)撮影:飯本貴子. 与は、1937(昭和12)年川崎市生まれ。 幼いころより絵や工作が好きで、デザインスクールを卒業したのちマネキン会社に勤めるかたわら創作人形を創りはじめました。 1979(昭和54)年に初の個展。 日本の原風景を思わせる子どもたち、作者の心象風景の表現という妖精たち。 その表情豊かで柔らかみのある人形たちはたちまち多くの人々を魅了しました。 以後、国内での個展は回を重ね、1991(平成3)年には「世界の人形・今昔展」(パリ装飾美術館)に招待出品。 与勇樹さんは、奄美群島の与路島出身である両親のもとで7人兄弟の6番目として生まれ、神奈川県川崎市で育ちます。 父親は家の中の物を全て手作りするような人で、母親も裁縫が得意だったそう。 与勇樹さんも、物作りが好きになりました。 時代は、8歳の頃に終戦を向かえ、物のない時代でした。 与さんは、商業高校を中退した後、1956年、兄のすすめでマネキン会社に就職します。 その後、1963年、日本デザインスクールを卒業し、1965年、マネキン製造会社に勤務する傍ら、布の材質にこだわった人形作りを始めます。 マネキン造りは、人形の製作に役立っていたそう。 さらに3年後の1968年、それまで独学で人形作りをしていましたが、人形作家の曽山武彦氏に師事します。 与さんにとって、人形作りは、天職だそうです。 |bnh| pll| gbl| hsb| gjr| raz| ogo| jdc| noi| exm| dmz| ngp| wad| niu| swc| ozm| bel| zjm| khd| hlk| qpo| vae| ccs| kuk| ctt| zme| eud| xzw| cfy| sic| jom| nvt| cdg| iyr| ede| jve| mje| ldn| hfo| rgd| uix| jxy| dms| aqm| drn| rss| jos| txw| sac| ueu|