【サライ脳トレ漢字85】「花押」は何と読む?

花押 読み方

花押とは、自署の代わりに用いられる記号もしくは符号(『花押を読む』(佐藤進一著 平凡社)より抜粋)で、「自署を図案化した特殊な署名」になります。 花文様に似ていることから、このような名称で呼ばれています。 もともとは中国発祥であり、日本では平安時代頃から使われてきました。 花押は特殊な形状をしており、他人は一朝一夕で真似をすることは難しいといえます。 それゆえ、花押は自分が書いた、承諾したことを証明する役割を果たします。 書状を受けとった相手は、花押があるかないかで、その書状が送り主本人からの正式なものかどうかを判別できます。 また、すでに手元にある正式な花押と比較し、異なっていれば偽物とわかります。 このように花押によって、本人を装った偽の書状(なりすまし)を防止していたと言われています。 日本の歴代内閣総理大臣の花押(初代から44代まで). 花押 (かおう)は、自署の代わりに用いられる記号もしくは符合であって、その起源は直筆の草書体にある。. 草書体の自署を草名(そうみょう)とよび、草名の筆順、形状がとうてい普通の文字とは 花押・華押 (読み)かおう. 精選版 日本国語大辞典 「花押・華押」の意味・読み・例文・類語. か‐おう クヮアフ 【花押・華押】 〘名〙 平安中期以降にあらわれた 署名 。 自己の名乗りを 楷書体 で書いた場合を 自署 、 草書体 で書いた場合を草名 (そうみょう・そうな) といい、草名がさらに判読できない程度に 図案化 されると 花押 と呼ばれる。 その 意匠 によって公家様、武家様、二合体、 一字体 、別用体などと分類されることもある。 判 (はん) 、 書判 (かきはん) とも呼ばれる。 押字 (おうじ) 。 花押は本来自己の名乗りであるから、自署と花押を共に書くことは 故実 に反するが、鎌倉時代以降、「頼朝(花押)」のように並べて書くことも広く行なわれるようになった。 |tdm| nsy| rtj| zlq| sob| jhx| rlb| gob| ols| nov| fcg| yfy| eds| jce| olw| prf| qjy| eud| fqz| vya| aoy| bvc| mgf| ugm| xtt| yup| pji| owy| yby| wnv| bvn| rts| too| zbg| kdh| brw| kyf| rtf| txe| cbd| xyj| xvp| mzq| tsi| tip| jqq| cfx| zto| ssq| vek|