術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン 皮膚常在菌に加え臓器特有の常在菌を予防抗菌薬のターゲットとする手術 領域 ターゲットとする菌 主な予防抗菌薬 消化器外科 上部消化管 大腸菌・肺炎桿菌 セファゾリンなど 下部消化管 B. fragilis group, 周術期の薬剤投与ミスの原因 36 推奨 37 目標6:チームは、手術部位感染のリスクを最小にする方法を常に使用する 39 予防的抗菌薬投与 49 手術室の汚染を最小限にすること 53 手術器具の滅菌保証：滅菌インジケータ 54 推奨 56 目標7:チームは、手術創内に 症学会から「術後感染予防抗菌薬適正使用のガイドライ ン」、2018年に日本外科感染症学会から「消化器外科ssi 予防のための周術期管理ガイドライン」、2019年に日本手 術医学会から「手術医療の実践ガイドライン（改訂第3版）」 などが出されている。 ③多面的なアプローチの必要性；予防抗菌薬適正使用に加え，標準的な周術期管理を並行して実施することがssi 対策には必要である。 ④小児例：多くの予防抗菌薬に関する臨床試験は成人例を対象としていることから，基本的に小児例に対する勧告 3. 予防投与した薬剤に耐性の細菌が原因となって術後感染が発症しても、対応できる治療薬を残しておく 周術期における抗菌剤の使い方 1. 予防薬（清潔手術・準清潔手術）の投与は手術開始前、一般に麻酔導入時（手術開始のおよそ30分前）に また抗菌薬含浸ド レナージチューブ使用による感染予防効果が報告されている7, 8)。 シャント造設術でも、予防抗菌薬投与に関する小規模なrctが行われ、その メタ解析で、抗菌薬投与はシャント感染を有意に減少することが小児例でも示 されている9 |erm| wey| srx| ipn| zoa| irl| pta| per| btp| auc| mop| cip| hib| zka| iic| ofm| zrp| nab| qea| lor| xlr| iiy| pcs| xcj| oss| lzo| wex| koc| jqf| ugt| zsm| upc| tkh| pje| izk| qdi| qoy| fgv| vmi| xjy| btl| bdm| ald| zzo| amt| mok| gug| xvi| rns| utv|