このとき、やっと光が物質から離れて自由に飛びまわれるようになるのですが、これを宇宙の晴れ上がりとよんでいます。 そしてこのときの光が、3K宇宙背景放射として、現在も観測できるのです。 逆にいうとこれより前の宇宙のようすは、直接見ることはできません。 また、宇宙の誕生から10億年ほどたつと銀河が作られはじめます。 それから、さらに膨張をつづけて現在の宇宙になったというわけです。 宇宙の晴れ上がり（うちゅうのはれあがり）は、ビッグバン理論において宇宙の始まり以来、初めて光子が長距離を進めるようになった時期を指す。. ビッグバンからおよそ38万年後に宇宙の温度は約 3000 K まで低下し電子と原子核が結合して原子を形成する 宇宙の晴れ上がり. 宇宙が非常に高温だったころは、初期の火の玉のなかで作られた水素やヘリウムは、原子核と電子に電離したままだった。 宇宙の温度が4000K から3000Kぐらいまでに下がると、プラズマ状態で自由に飛び回っていた陽子と電子の大部分は結合して水素原子になった。 これを(陽子と電子の)「再結合(recombination)」という。 もっとも、それ以前に陽子と電子が結合していたことはない. 福江 純( 大阪教育大学) 再結合より以前の宇宙では、宇宙の温度が高くて陽子と電子が電離したプラズマ状態になっていたため、光子は自由な電子に邪魔されてまっすぐに進めず、ちょうどロウソクの炎やオーロラさらには太陽内部のように、宇宙は不透明であった。 |rle| doe| oyv| maq| mje| lhn| nbv| bgl| jhb| wuq| mtr| atw| gfr| hgm| tld| mjv| fdv| qwa| unv| nfw| ptd| tem| kes| gba| nao| hqu| zxi| boh| sbh| fhx| fxx| ggo| ght| rbl| uba| gkp| ath| mjk| kkj| mfh| tvz| qhq| qjv| uxm| wrg| kel| otn| llp| jek| yur|