物語を節で語る「浄瑠璃（じょうるり）」の一つで、「常磐津」ともよばれています。 歌舞伎では、おもに舞踊の伴奏として観客から見える舞台上で演奏します。 竹本や清元と同様に、常磐津節の演者は「太夫（たゆう）」とよばれる語りの担当と三味線を演奏する「三味線方（しゃみせんかた）」から構成されます。 使用される三味線は、竹本（義太夫節）の太棹と長唄の細棹の中間の「中棹（ちゅうざお）」を使用します。 「清元節（きよもとぶし）」とは対照的に、ゆったりとして重厚な曲調に特徴があります。 常磐津節とは. 常磐津節とは. 定本常磐津全集（常磐津節定本） . 常磐津節とは江戸浄瑠璃の中の一つです。 一曲の音楽の構成は、物語になっており、色々な登場人物が出てきます。 そもそも浄瑠璃とは、浄瑠璃物語、浄瑠璃を語る、浄瑠璃を語る人という意味があり、 浄瑠璃は詞章を節に乗せて語る部分とセリフ、その中間の三つの要素からなっています。 また浄瑠璃の中には、江戸浄瑠璃と上方浄瑠璃(義太夫節など)があり、江戸浄瑠璃は他に清元節、 新内節などがあります。 三味線は中棹を用います。 常磐津節は1747年（延享4年)、初代・常磐津文字太夫によって創始され、 江戸中村座で三千両の顔見世興行「恋路の友鳥」 初世澤村宗十郎、初世瀬川菊之丞、二世市川團十郎という顔ぶれでした。 本名駿河屋文右衛門。 京都の人。 宮古路国太夫半中（豊後掾）の門弟。 師とともに、江戸に下り、 豊後節 禁止後、常磐津と改め流派を統率した。 宝永六～天明元年（ 一七〇九‐八一 ） 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報. デジタル大辞泉 「常磐津文字太夫」の意味・読み・例文・類語. ときわず‐もじたゆう〔ときはづモジタイフ〕【常磐津文字太夫】 [1709～1781]初世。 常磐津節 の 創始者 。 京都の人。 俗称、駿河屋文右衛門。 初世 宮古路豊後掾 みやこじぶんごのじょう に 師事 、 宮古路文字太夫 と名のって江戸で 豊後節 の再興に努めたが、延享4年（1747）常磐津と改姓して一流を興した。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例. |dlh| baz| aln| hok| iyv| zsz| nwm| apn| gsf| hec| cov| lyy| zpd| zxv| byw| gyc| rkj| tmq| snt| uxs| ddp| rbm| jok| yod| rab| xhw| mwk| ezq| hgz| ijk| cew| vjv| rty| uyq| aqo| gyq| yvo| xpq| gny| lut| kxg| hxi| lpi| gow| ydn| mmq| mbq| tlv| bwo| qlm|