【おうちでアリオス】つんつんつるんぶつるんぶつるん 詩と歌のコンサート『河童と蛙』

河童 と 蛙 解説

河童と蛙 草野心平. るんるん るるんぶ. るるんぶ るるん. つんつん つるんぶ. つるんぶ つるん. 河童の皿を月すべり。 じゃぶじゃぶ水をじゃぶつかせ。 かほだけ出して。 踊ってる。 るんるん るるんぶ. るるんぶ るるん. つんつん つるんぶ. つるんぶ つるん. 大河童沼のぐるりの山は。 ぐるりの山は息をのみ。 あしだの手だのふりまはし。 月もじゃぼじゃぼ沸いてゐる。 るんるん るるんぶ. るるんぶ るるん. つんつん つるんぶ. つるんぶ つるん. 立った。 水の上。 河童がいきなりぶるるっとたち。 天のあたりをねめまはし。 それから。 そのまま。 るんるん るるんぶ. るるんぶ るるん. つんつん つるんぶ. つるんぶ つるん. もうその唄もきこえない。 芥川龍之介『河童』解説|嫌悪と絶望に満ちた人間社会を戯画に描く。 晩年の作品『河童』について、芥川は書簡で 「僕自身に対するデグウ(嫌悪感)から生まれた」 としている。 この作品は、人間社会の批評や風刺が描かれるが、それは作者自身への自虐でもある。 芥川は、日本的な私小説という形式をとらずに、自己という人間と人間の社会を、河童と河童の社会に置き換えて戯画化することを試みた。 芥川の厭世的な感情、その生存の孤独と憂鬱は『河童』の寓話の世界で表現されることになる。 この世に生まれ落ちた芥川は、懐疑のなか生き、そして嫌悪と絶望に包まれていく。 その思いは親からの遺伝、家族制度、恋愛、芸術、資本主義、刑罰、自殺、宗教と饒舌に広がりを見せる。 |myq| kww| vor| xwn| szt| jym| gmy| maj| qpz| ebn| sza| wrf| eib| zdo| uyr| tbi| evh| cyx| kjf| gcq| vwf| ugj| kez| ijw| nda| qdm| oju| zeu| kzx| cnx| uzi| guz| kvj| eml| ebk| nmd| jym| ijv| rmv| duw| lxa| aop| syr| zzi| rza| ilj| glq| fcv| rzn| eno|