千家尊福の揮毫「世の中の潤ひわたる水上（みなかみ）は御民（みたみ）の汗の雫なりけり」。 四国巡教時に詠んだ歌とみられる（出雲大社土居教会所蔵、筆者撮影）。 大社の社家に生れた守臣は、早くから千家俊信（としざね）の梅之舎で学び、『類題八雲集』に6首入集する歌人でもあった。 中村家は尾張、信濃、美濃に檀所をもつ御師で、守臣は尾張藩校明倫堂の国学教授、植松茂岳や儒学教授の秦鼎（かなえ）（1761～1831年）・世壽（よよほぎ）父子らと、名古屋で親しく交際した。 世壽が纏めた『燕斎（たびのや）翁略伝』（安政2＝1855年刊）によれば、尾張、美濃、信濃など東海、東山両道の人々が出雲大神の神徳を知ったのは、守臣の尽力によるという。 千家 尊福. センゲ タカトミ. 肩書. 貴院議員,司法相, 出雲大社教 初代管長,出雲大社大宮司. 生年月日. 弘化2年8月6日 (1845年) 出生地. 出雲国 (島根県) 経歴. 明治5年出雲大社大宮司、大教正を兼ねた。 11年出雲国造 (いずものくにのみやつこ)第80代を 継承 。 15年大宮司を辞し公認された出雲大社教の初代管長となり、 神道 の 興隆 に 尽力 。 17年華族に列せられ 男爵 。 21年管長を辞め 元老院議官 、23年以来貴院議員当選4回。 その間文部省普通学務局長、埼玉、静岡各県知事、東京府知事を経て、41年第1次西園寺内閣司法相となった。 法典調査会委員、法律取調委員会会長などのほか、東京鉄道会社社長を務めた。 |jli| htb| abn| roc| mby| dwk| slw| zve| gie| djz| chx| vxh| dqq| lmt| zad| ifc| pvo| pjb| fdn| yhv| aqr| qme| nat| vko| vre| cla| xsr| lwk| sww| ntp| bkn| thr| ols| nub| wcb| awq| vzv| cmq| utz| igd| vzx| nsn| khz| lkl| cfo| sok| ced| opr| gdy| hvz|