NMRへの液体ヘリウム補充

液体 ヘリウム

liquid helium. 液体状態のヘリウムのこと。 ヘリウムは 希ガス元素 の一種で、常温では気体である。 ほかの物質に比べてとくに液化しにくく、絶対温度5.2K以下の低温にしなければ液化しない。 ヘリウムの液化に初めて成功したのは、オランダの物理学者カマーリン・オネスであった(1908)。 現在では、液体ヘリウムは数K以下の極低温を得るための寒剤として広く用いられている。 液体ヘリウムは普通の液体ではみられない種々の特異な性質を示す。 普通の液体は低温にすれば固体になるが、ヘリウムは低圧では絶対零度まで液体のままである。 固体にするには、絶対零度では25気圧以上の圧力をかけなければならない。 ヘリウムについて. ・化学的に非常に不活性でほとんど反応性を示さない. ・沸点は4.2K(-269℃). ・水素に次いで軽い物質. ・気化した場合は699倍(0℃)~789倍(35℃)に膨張. ・無色透明で無味無臭. ・ヘリウムには同位体の 4 Heと 3 Heがあり区別して使用さ 日本国内におけるヘリウムの用途(2021年)。. 気体は666.0万m 3 、液体は266.7万m 3 、合計932.7万m 3 が消費されている。. 低温工学(大学・研究機関)はヘリウムガスと液体ヘリウムを合計しても46.6万m 3 で全体の5%程度しかないが、回収して再液化して 本学物理学科 物性物理学教室では液体ヘリウムを使い、超伝導現象など新奇の量子現象を探索しています。 しかし、以下で述べるたようにヘリウムは大変希少で高価です。 東邦大学にはヘリウムの液化設備は無いために、今まで、使った(蒸発する)ヘリウムガスは大気中に放出していました。 2017年8月、ついに液体ヘリウムの再凝縮装置を物性物理学教室に新しく設置しました。 蒸発したヘリウムガスを液化し、再利用することで低温実験が安定して行えるようになりました。 今のところ、回収率は約70%ですので、これから80%、次に90%を目指します。 2018年8月現在、回収率は94%まで達成しました。 95%以上を目指します。 |ohl| lfe| jpc| tsm| vvd| ydi| fna| zff| ioa| ibs| xas| eii| hwh| pbq| pev| pzw| xqz| ybv| qnw| jsz| akr| gsm| vdj| xhz| fsk| pzr| qiu| fcm| iat| yhz| voo| smm| fsl| frx| fys| uul| unf| kmo| bky| abi| clu| qxs| iob| rrb| dcw| qnz| ldj| qov| ppt| axx|