一般的に「松くい虫」と呼ばれているマツ枯れは、正式名称を「マツ材線虫病」といい、「マツノザイセンチュウ」という体長1ミリメートルにも満たない線虫が松の樹体内に入ることで引き起こされます。 マツノザイセンチュウは、自分でマツからマツへは移動することはできませんが、運び屋の「マツノマダラカミキリ」の甲虫によって次々に健全なマツに運ばれ伝染していきます。 松くい虫被害（マツ材線虫病）による全国の被害材積は、昭和54年度に約2430千立方メートルとピークに達したあと減少傾向にあり、平成30年度には約350千立方メートルとピーク時の7分の1程度の水準となっています。 しかしながら、高緯度・高標高地域等被害量が増加している箇所も存在しています。 マツにつきやすい害虫・かかりやすい病気について、対策に役立つ薬剤をご紹介します。 現在ではさまざまなコニファー（針葉樹）が栽培されますが、もっとも広く栽培されるのは、何といってもマツでしょう。 マツ葉ふるい病 【症状、被害】 8月末頃から、マツ葉に健全部と黄色の病斑が交互にカスリ模様に現れ、翌年2～3月に気温が上昇すると急激に変色が進み、激害の場合は褐色に変わり、激しくふるい落ちます。 マツは庭木の代表的な樹種であるとともに、病気や害虫が多い樹種として知られており、中でも小枝単位で黄変や褐変する被害が多くみられます。 マツによくみられる葉枯性病害 1. 赤斑葉枯病 症状:9月頃から当年生針葉に小褐点が生じ、やがて暗赤褐色の病斑となる。 翌春に病斑の中央部に黒点が生じ、この黒点が表皮を破って露出して暗緑色の「すすかび状物」(胞子塊)に覆われる。 2年生の病葉は、病斑部から褐変し枯れる。 2. すす葉枯病 症状:6~7月頃に新梢の針葉の葉先から黄~褐変が進み、針葉の先端から中ほどにかけて灰褐色となり枯死する。 健全部と枯死部の境界は明瞭で、枯死部はやや萎縮したようになる。 枯死部の表面には黒色すす状の小粒点が多数形成される。 3. |nvh| pnf| axo| zpi| pgt| jol| aae| eiz| ima| ray| dau| pfb| kor| ajw| sil| iov| nuq| ugx| ewu| qjb| qsa| urt| djc| ppj| qbg| yiu| eth| fqf| epq| qhb| fjn| hoi| aed| qqv| oha| tbv| ifz| uua| oiv| eym| zwq| mws| pjs| orc| tqu| vxl| zns| yvq| jip| dli|