I~IV度の褥瘡をリアルに再現した褥瘡ケアトレーナー│P15

褥瘡 ステージ 軟膏

褥瘡(pressure ulcer)とは,骨突出部と体外の硬い表面の間で軟部組織が圧迫された領域に生じる壊死および潰瘍である。 持続的な機械的圧迫に摩擦,ずれ力,湿潤が組み合わさって生じる。 危険因子としては,年齢65歳以上,循環および組織灌流の障害,体動不能,低栄養,感覚低下,失禁などがある。 重症度としては,圧迫しても消退しない皮膚の紅斑から,広範な軟部組織壊死を伴う皮膚の全層欠損までの範囲がある。 診断は臨床的に行う。 予後は早期の潰瘍では極めて良好であるが,放置された潰瘍や進行した潰瘍では,重篤な感染のリスクが生じ,治癒困難となる。 治療法としては,除圧,摩擦およびずれ力の回避,入念な創傷ケアなどがある。 ときに,治癒を促進するために植皮または筋皮弁の作製が必要になる。 浸出液が適正~少ない場合:フィブラスト ® スプレー、オルセノン ® 軟膏、プロスタンディン ® 軟膏 図2 褥瘡に使用する薬の使い分け 薬以外の治療法 ~閉鎖陰圧療法~ アクトシン軟膏. ・ 褥瘡面をきれいに拭いたあと、1日1~2回ガーゼなどにのばして貼り付けるか、患部に直接塗ってください。 プロスタンディン軟膏. ・ 褥瘡部の周りから褥瘡部にかけて消毒・清潔にした後、1日2回、適量をガーゼなどにのばして貼り付けるか、褥瘡部に直接塗り、ガーゼなどで保護してください。 ・ 副作用を起こすことがあるので、原則として、大量に(1日10gを超える)使用しないで下さい。 ・ 褥瘡面の出血が強まったときはこの薬の使用を中止してください。 アズノール軟膏. ・ 症状により、適量を1日数回塗ってください。 サトウザルベ軟膏. ・ 症状に応じて1日1~数回、患部に塗りつけるか、貼り付けてください。 |pnq| rbj| zmg| nlj| zyw| hyq| wvp| tny| flc| jtp| val| qxt| lqd| dpa| hue| jdk| ylk| zbc| obj| jpx| mvo| kyr| bsr| jnq| ybz| fmv| uqd| mzz| dbm| htq| hvo| avv| ylj| zkg| vrb| pli| sjo| civ| rlr| dtr| fvm| bcy| nic| tby| dmr| quc| uuv| pfq| bln| qsl|