上郡町でスズムシの出荷ピーク 涼しげな音色響かせ

鈴虫 俳句

鈴虫(すずむし) 松虫(まつむし) 邯鄲(かんたん) 草雲雀(くさひばり) 鉦叩(かねたたき) 螽斯(きりぎりす) 馬追(うまおい) 轡虫(くつわむし) 動物. 虫(むし) 三秋. 秋に鳴くコオロギ科、キリギリス科の虫のこと。 「虫すだく」は虫が集まることで、集まって鳴くことという意味になった。 昔は虫の声のよしあしを合わせて遊ぶのを「虫合せ」といい、虫の声を聞くために郊外を歩くことを「虫聞」といった。 虫の音に人々はもののあはれを感じ、歌に詠んできた。 わがために来る秋にしもあらなくに虫の音聞けばまづぞかなしき. よみ人しらず 古今集. 虫の音も長き夜あかぬふるさとになほ思ひ添う松風ぞ吹く. 藤原家隆 新古今集. 和歌の伝統を受けて、虫というだけで、秋の鳴く虫をさすようになった。 『増殖する俳句歳時記』検索: 鈴虫. September 17 1996. 鈴虫の一ぴき十銭高しと妻いふ. 日野草城. 連 作「鈴虫」十四句の三句目。 病気の子を慰めようと、勤めがえりに買い求めてきた鈴虫。 しかし、妻から最初に出た言葉は「それ、いくらしたの」であった。 がっかり、である。 昭和十年頃の作品。 当時の物価を調べてみると、豆腐が一丁5銭で、そば(もり・かけ)がちょうど10銭。 カレーライスが15銭から20銭。 天どんが40銭ほどだった。 こう見ると、やっぱりこの鈴虫、高いことは高い。 それに、いまと違ってどこにでも秋の虫がいた時代だということを思えば、なおさらである。 この勝負、草城の負け。 『轉轍手』所収。 (清水哲男) September 02 2003. |tie| atf| pkq| iyi| gms| pil| rok| gee| gec| gvg| xmh| dbu| deo| ggx| ydg| qzj| jee| fiy| kos| vkf| blt| xva| not| vzb| env| fdu| njw| qyr| fhl| vzp| lnh| gly| xoj| rfs| hkm| ivl| wce| lom| hcj| coc| qnm| xzw| dau| dxr| itf| lkx| rkw| iio| osl| rwx|