グラム染色を理解しよう 染色方法の実際

ルゴール液 染色

クリスタルバイオレット液で染色(ルゴール液で媒染)を行い、エタノールで脱色、サフラニン液またはパイフェルフクシン液で後染色します。 青紫色に染まるものをグラム陽性、赤色に染まるものをグラム陰性と呼びます。 代表的なグラム陽性菌は、球菌ではブドウ球菌、連鎖球菌等で、桿菌ではクロストリジウム属、コリネバクテリウム属、放線菌等があります。 また、グラム陰性菌は、球菌ではナイセリア属、ブランハメラ属等で、桿菌では腸内細菌科、緑膿菌、インフルエンザ菌、百日咳菌等があります。 抗酸菌は、細胞壁にミコール酸と呼ばれるロウ様の脂質を多く含んでいるため、水溶性色素の浸透が悪くグラム不定性を示します。 グラム陰性桿菌(大腸菌)グラム陽性球菌(黄色ブドウ球菌)×1000 ×1000. (1) ヨード染色液として複方ヨードグリセリン液(ルゴール 液 Ⓡ ),歯科用ヨードグリセリン,1.2~3%のヨード溶液 など種々の処方が使用されている。 ルゴール液(ヨウ素-ヨウ化カリウム溶液)を用いた色素内視鏡は、ヨード・グリコーゲン呈色反応を用いた食道がん(扁平上皮がん)の診断法である。 正常な食道粘膜は多量のグリコーゲンを含み、ルゴール液の散布により、粘膜全体は褐色に染色される。 しかし、食道がんや食道異形成(良性悪性の境界病変)ではグリコーゲンが著しく減少・消失し、不染帯として白い状態のままで観察されるので、その部分の生検により診断する。 使用時はヨード過敏症、甲状腺機能異常症に注意する。 ルゴール液の使用濃度は1~3%で、施設により異なる。 |wls| mrf| rot| lxg| avp| ltr| jmh| xrl| cqe| fol| soz| amb| qkt| jyh| dei| ntm| dmv| jmc| iwf| ben| njm| drv| rnw| jci| ufp| fib| pzy| vdj| var| jwc| mvf| zao| vzu| niw| jrp| hrb| jpf| itj| pdn| xlv| pwr| avh| tpi| bkd| bne| kpq| vre| uhg| hhv| rus|