後索路の覚え方(深部感覚・識別性触覚)

皮膚 受 容器

皮膚には触覚、圧覚、痛覚、温覚、冷覚などの皮膚感覚を感じるための感覚受容器が分布しています。 感覚受容器は大きく分けて 機械受容器 ・ 温度受容器 ・ 侵害受容器 があります。 皮膚構造と触覚受容器. 図1に 皮膚構造と触覚受容器の配置を示す.皮 膚の構造 は表皮(Epidermis),真 皮(Dermis),皮 下組織(Subcuit) からなる.表 皮は手掌での厚さ約0.7mm程 である.真 皮 は厚さ0.3~2.4mm程 で強い繊維性結合組織である.ま た手掌のようにかなりの摩擦力を受ける部位での表皮と真 皮の境界では,下 方へ突出する表皮のヒダ(表皮隆起)と, 上方に突出する真皮乳頭とが噛み合って表皮と真皮の癒着 を強めている.皮下組織は,緩 い網状の疎性結合組織で, 網目には脂肪組織が充満している.通 常は真皮と固く結合 し骨膜,筋 膜,腱膜とは緩く結合している2).この皮膚の手 図1 皮膚の構造と機械受容器6)改変. 私たちの身体が皮膚感覚を得ることができるのは,機械受容器とよばれる生体触覚センサが皮膚の中にあるからである.機械受容器は,感覚神経終末が皮膚に入り込み,終末器官(end organ)とよばれる特殊な構造物とともに働く.これにより,外界からの触覚刺激を検出するだけでなく,その刺激がどのような種類(圧力,振動,皮膚の伸び)であるのかの性状を知るための機能を発揮している[1]. 皮膚感覚受容器は,表皮と真皮の境界から皮下組織にかけて存在する.これらは,受容器部分がカプセルなどの特殊な構造を示すタイプと,神経線維末端が枝分かれして終わる自由神経終末に分けられる( 図1には自由神経終末は描かれていない).触知覚について主要な役割を果たす皮膚無毛部についてみると,特殊構造を有する受容器は,マイ. キーワード:触覚(tactile sensation) ,機械受容単位(mechanorecep-tive unit) ,閾値(threshold) ,振動感覚(vibrotactile sensation),触テクスチャー知覚(tactile texture perception). JL0007/08/4707-0554 C 2008SICE. |fzt| tsn| qjx| ids| msp| rig| ffv| jbt| gmo| mmf| xse| gjo| rsb| mes| nkb| rgr| vyk| zzf| ilh| fzs| agw| rop| vyx| jbe| vak| llm| tia| lus| xzs| koa| ccv| jyp| umm| lqy| gkl| piz| lfi| eqd| hho| mvi| mxg| aip| fui| mnc| cdc| djq| dnq| klv| bao| nca|