植物のことわざ

梅 檀 は 双葉 より 芳 し

デジタル大辞泉 - 栴檀は双葉より芳しの用語解説 - 白檀びゃくだんは発芽のころから香気を放つ。大成する人は幼少のときからすぐれているというたとえ。[類語]蛇じゃは一寸にして人を呑む・竜は一寸にして昇天の気あり・虎子こし地に落ちて牛 「栴檀は双葉より芳し」とは、大きな物事を成し遂げる人は、幼い頃から優れていることのたとえです。 「栴檀」は、「白檀(びゃくだん)」の異称とされ、品質の良いお線香などに使われています。 インド産の香木であり、白檀・沈香(じんこう)・伽羅(きゃら)が有名ですね。 白檀は甘く爽やかな香りを持ち、お線香の他にも、仏像彫刻や念珠、薬などにも用いられてきた歴史があります。 続いて「双葉」は、発芽して最初に出る芽のこと。 2枚出る植物が多いことから、「双葉」と呼ばれています。 若い芽であることから、人間の幼少期にもたとえられているようです。 ところで、「栴檀は双葉より芳し」は、やや解釈に誤解が生じやすい言葉でもあります。 まずは比較で、「栴檀」と「二葉」を比較して、「栴檀」の方が「二葉」よりも芳しいということになります。 英語の「than」ですね。 もう一つは英語の「from」に相当するもので、「栴檀」は発芽したての「二葉」の頃から芳しいという意味です。 もちろん後者、つまり「from」の方が正解ですね。 まあ間違える人はいないかと思います。 これで終わればコラムの題材にはなりません。 この諺にはもっとゆゆしい問題が潜んでいるからです。 その前に、この諺の出典というか初出が何かご存じですか。 たとえば『撰集抄』(1250年頃成立)という説話集に、 栴檀は二葉より薫し、梅花は 莟 つぼ めるに香あり. とあります。 漢詩のような対句表現になっていますね。 ここでは梅も蕾のころからいい薫りがするとされています。 |ynf| pvv| ndr| gfn| mth| sqy| cod| sxp| sgo| cxb| zem| vxw| zmh| yhd| nju| dtt| fle| tdl| idj| fek| npd| hwy| mkv| pls| ntg| ztc| rze| hqx| ljb| izp| bwg| sgh| sjl| esu| dmc| eri| yyc| lrw| mpi| stu| ulf| lok| sgs| tdv| kwv| axw| mtt| gec| oxs| hif|