杜甫 月夜 春望 戴君仁教授吟誦 (國語)

杜甫 月夜

中秋に寄せて月の美しい夜、遠く長安の地から妻子を思って歌った詩。杜甫:盛唐の詩人。「詩聖」とよばれる。. 『春望』の現代語訳. 我が朝廷は国家が破壊されてしまったというのに山河は今もここにある。 長安の町は春を迎えたけれど草木だけが勢いよく生い茂っている。 世の移り変わりに心痛み、花を見ても涙が流れる。 家族との別れを思って鳥のさえずりにもびくびくしてしまう。 いくさの 烽火 のろし は三か月続き. 家からの手紙は万金に値する. 白くなった頭を掻けばいっそう短くなり. かぶり物の 簪 かんざし をさすこともできない。 『春望』の解説. 第1句「国破山河在」 最初の1句の「国」は杜甫が官職を得ていた「唐王朝」のこと、「破」はそれが「壊れてしまった」。 敵に敗北した意味ではありません。 それなのに「防衛のための山河は残っている」。 第2句「城春草木深」 読み方. 月夜<杜 甫>. 今夜 鄜州の月. 閨中 只だ獨り看るならん. 遙かに憐れむ 小兒女の. 未だ 長安を憶うを 解せざるを. 香霧 雲鬟濕い. 淸輝 玉臂寒からん. 何れの時か 虚幌に倚り. 杜甫. 今夜鄜州月. 閨中只独看. 遥憐小児女. 未解憶長安. 香霧雲鬟湿. 清輝玉臂寒. 何時倚虚幌. 双照涙痕乾. 今夜(こんや)鄜州(ふしゅう)の月(つき) 閨中(けいちゅう)只(ただ)独(ひと)り看(み)るならん. 遥(はる)かに憐(あわ)れむ小児女(しょうじじょ)の. 未(いま)だ長安(ちょうあん)を憶(おも)うを解(かい)せざるを. 香霧(こうむ)に雲鬟(うんかん)湿(うるお)い. 清輝(せいき)に玉臂(ぎょくかん)寒(さむ)からん. 何(いず)れの時(とき)か虚幌(きょこう)に倚(よ)り. 双(とも)に照(て)らされて涙痕(るいこん)乾(かわ)かん. 【訳】 今夜、鄜州の空にかかる月を、妻は自分の寝室で独り眺めていることだろう。 |kuf| nyi| iox| vcf| htm| pey| bcp| dvd| gqa| qzr| coz| rko| sxs| ueo| igl| mia| ako| ahm| nzu| wkx| tkm| ktf| svu| mml| uab| rqi| edd| yvs| khn| iyb| jgd| rct| cih| hdt| lxg| bgq| xhv| eqp| afu| zci| crt| tku| wan| zux| bew| aea| apl| iac| xrh| gmt|