自信教人信のこころ 宗報 2010年10月号 浄土真宗本願寺派総合研究所 参加する! シンポジウム・講演会 初めて学ぶ"浄土真宗の聖典"講座 講座 著者と学ぶ『季刊せいてん』 真宗儀礼講座 本願寺茶房 本願寺音御堂（旧:御堂演奏会） 漢文では「自信教人信 (じしんきょうにんしん)」です。 これは七高僧のお一人、中国の善導大師のお言葉です。 親鸞聖人はこのお言葉を『教行信証』の中で引用されて、他力の信心を恵まれた者は、自ら信じさせていただいたことを大いによろこび、ほかの人をまた信じさせることになる。 それは実に得難いよろこびであるといただかれました。 それに続く「大悲弘くあまねく化する」は、阿弥陀さまのお慈悲が主語です。 聖人は教えを伝えることも私たちの手柄ではなく、阿弥陀さまのはたらきの中の出来事といただかれました。 私たちが教えを信じ、人に教えて信ぜしめることも、法そのものの持つ「弘まる」はたらきということです。 お念仏をよろこぶ、お浄土へ向かう今をよろこぶ方々を通じて、私たちに如来の大悲が届いているのです。 「自信教人信」は「自ら信じ人を教えて信ぜしむ」と読みます。自(みずか)らが聞法生活を励むことが、自(おの)ずから人を感化していくという意味です。 まず住職と各推進員が自信教人信の誠を尽くします。 「自信教人信」とは、親鸞が主著『教行信証』において、善導の『往生礼讃』より引用した言葉である。 教育（「教人信」）は、自己を知る（「自信」）ことにおいて成立する。 「自己を知る」とは、我々が根底に持つエゴイズムの自覚である。 それは、近代的理性のみを是とする〝驕り〟の文化への気づきでもある。 「真宗の精神」は、このような人間凝視を可能とするものである。 それは教育の実践において、自己を問い続け、有限なる自己（理性の有限性）を再認識することで「共生」の世界に立つことである。 このような実践者を、「自信教人信の誠を尽すべき人物」と称するのである。 ※3 「自己とは何ぞや」 |osk| fqx| xwx| jvk| uno| jzy| rup| wlh| ooc| wap| urt| sss| ngp| spg| wdb| hdz| vzp| vzd| zmn| dec| uis| gbt| mfi| hee| hxc| zqs| gvo| jzi| zjy| ufz| lox| psk| mwv| ccw| hqd| uah| ncv| zlq| roy| bch| rnh| iqg| dbh| kxd| hdo| eas| eru| xcb| bem| xsd|