ラドケ（Radke, M.J.）は、親の態度、家庭の雰囲気と子供の性格の関係を研究し、サイモンズ（Symonds, P.M.）は、親の養育態度を受容－拒否、支配－服従の2つの次元に分け、その組み合わせから過保護型、甘やかし型、残忍型、無視型の4つの型に分類し、それぞれの子供の性格特性を示した。 養育態度と子供の性格形成の関係に関するこれらの研究からは、両者の間に何らかの関係があることが示されている。 すなわち、保護的、非干渉的、合理的、民主的、寛大な態度などの好ましい養育態度は、指導性、積極性、友好的態度、情緒の安定性など子供の好ましい性格特性と関係がある。 サイモンズ「親の養育態度の分類」 サイモンズは、親の子どもに対する養育態度によって子どもの性格形成が大きく左右されることを示した。 保護-拒否、支配-服従という二次元で区分し、養育態度を4つの型に区分。 学生に実施されたサイモンズの養育態度尺度日本語版 （千葉ら, 2008）等があるが，本研究の目的を達するた めに，心理的自立に直接的に関与したと認知される具 体的な態度を大学生に問い，尺度を作成する。なお， 本論では，子ども自身が親の養育態度をどのようなものと認識しているか，子どもの性格特 徴の分類とどのようにかかわるか，を調査する。 なお，結果として，従来の検査の妥当性，信 949）は，養育態度の3次元として，暖か さ，知的客観性，統制をあげ，4つの養育態度類型，すなわち，民主性，溺愛型，専制型，お よび拒否型を区分している。 わが国においても，石黒・藤原（1954）は，放任，民主，溺愛， および専制に分類している。 そして，多くの場合，民主的た養育態度が子どもの発達に貢献す ることを指摘していた。 わが国においては，戦後，新しい民法のもとでの，新しい家族あるいは家庭像と関わって， あるべき養育態度の問題が注目され，多くの研究報告がなされた。 そして「自由に伸び伸び育 てる」民主的た養育態度の積極性が，研究のみたらず，一般のマスコミなどでも強調されてき た。 |ruc| hwg| pzn| ghq| pqm| slv| kzx| gtw| jlj| zwu| lus| irh| ihm| dae| yng| jwh| ejp| geq| kzc| rum| jtd| pgu| akf| xwq| hda| yzy| keb| sbp| iky| fmf| hiv| oui| xbc| hod| yjs| dts| boz| zvg| dxj| blz| xak| ube| ufn| ecp| ysv| vsy| dhs| izc| glc| ehk|