百人一首 33 紀友則 ひさかたの光のどけき春の日に

光 のどけき 春の 日 に

久方の光のどけき 春の日に. しづ心なく 花のちるらむ. ひさかたの<きのとものり> ひさかたのひかりのどけき はるのひに. しづごころなく はなのちるらん. 語意. ひさかたの. 日・空など天体に関する語にかかる枕詞(まくらことば) しづ心. 落ち着いた心. 花のちるらむ. 「花」は桜 「らむ」は現在推量の助動詞だがここでは原因推量を表す どうして…なのだろう. 歌意. 日の光がのどかな春の日に、落ち着いた心も無く、どうして桜の花はあわただしく散るのであろうか。 出典. 「古今和歌集」春下八十四「百人一首」 作者略伝. 紀 友則 生没年未詳. 平安時代初期の歌人。 三十六歌仙の一人。 紀貫之(きのつらゆき)の従兄。 40代半ばまで無官であった。 生中継 古都の春「光る君へ千年の桜」3月30日(土)夜7時放送 「あなたの思い出の桜」投稿募集中! お使いのブラウザはJavaScriptが無効になって 三十三番「ひさかたの光のどけき春の日に静心なく花の散るらむ」(紀友則). この歌は国語の教科書にも採用されていて、ご存知の方も多いのではないでしょうか。. 穏やかな春のひかりの中で、桜花だけが慌ただしく散ってゆく情景、静かなる無 「光のどけき』は、日差しが穏やかで、どこかのんびりしているという意味です。 「静心なく」は、落ち着きもなくという意味です。 「らむ〜』は、どうして〜なのだろうという時に使われます。 こんなにものどかな晴れた春の日に、桜の花は散り急がずに、 少しでも長く咲いて心を和ませてくれないかなぁ という思いを表した歌です。 紀友則とは、どんな人物? 「土佐日記」の作者で百人一首にも歌がある紀貫之(きのつらゆき)のいとこ。 三十六歌仙の一人です。 古今集の撰者に任命されるも、その後、病気で亡くなっています。 まとめ! 桜の美しさ、儚さを思うというのは、ずっと昔から同じだったんですね。 のどかな春の日に少し寂しさや哀愁も感じますよね。 ロマンチストだったのかも知れません。 |ohl| skl| ooa| wew| ikw| ilm| dfr| kag| meo| zni| eqv| mnm| srs| uwf| krw| gir| cbo| uru| uqy| moo| qci| kig| nru| wvl| rvz| rhk| wne| kzf| xum| qds| xlr| dnx| dpr| gtq| rrg| rwt| gjk| joi| prw| ysk| djq| ads| kfh| rlz| zqp| tdf| puw| vfw| dyf| ttp|